「明日デートなのに!」虫刺され跡を翌日に残さない方法
急に涼しくなりましたが蚊に刺されたという話を聞きました。山登りに行く患者さんとの会話で虫刺されの跡が気になるということで調べたところこんな記事を見つけました。
虫刺され跡を残さないためには、まず触らないこと
虫刺され跡が残ってしまうのは、男性でも嫌なものですよね。虫刺され跡を残さないためには、刺された時に正しい対処をすることが大切です。絶対に守ってほしいのは、いくらかゆくても、患部を触らないことです。
爪を立ててかくのはもちろんダメですし、蚊に刺された時など、腫れてかゆい患部に爪で×点をつける人も多いでしょうが、これもダメです。皮膚を傷つけて炎症を起こしたり、爪から雑菌が入ってしまったりして、跡が残ってしまう原因になります。
刺されたら、流水で炎症を抑える
虫に刺されると、患部が炎症を起こし、腫れてきます。この炎症を抑えるためには、冷やすことが重要です。水道などの流水でしっかり冷やし、その後でかゆみを抑える抗ヒスタミン剤を塗りましょう。
腫れを温めてしまうと、炎症が進行してしまいます。お湯などにつけないことはもちろんですが、日光に当てるのも患部を温めることになります。温めるとかゆみも増しますので、我慢できずにかいてしまう可能性も高くなります。保冷剤などをタオルで巻いて患部に括りつけておくとよいでしょう。
もし腫れがひどかったり、なかなか引かない時は、早めに皮膚科に行き、ステロイド外用薬をもらいましょう。皮膚科に行くまでの間も、保冷剤などを使って患部を冷やしておくと炎症が進行せず、跡が残りにくくなります。跡を残さないためには、放ったらかしにせず、とにかく早め早めの対処を心がけるようにすることが大切です。
一番の跡を残さない対策は虫に刺されないようにすること
ムカデやアブなどの大きな虫に刺されると、皮膚に穴が空いてしまいますので、どうしても跡になってしまう場合もあるでしょうし、どんなに正しい対処をしても、跡が残ってしまうことはあります。
そういう場合は、ニキビ跡などと同様に、皮膚科や美容クリニックでレーザー治療やケミカルピーリングを受けることで、虫刺され跡を消すことが可能です。
消せるとはいえ、医療費もかかりますし、これらの治療はできたら避けたいものです。虫刺され跡を残さないための一番の予防法は、「虫に刺されないこと」です。虫がいそうなところに近づかない、アウトドアやキャンプに出かける時は極力肌の露出を抑える、虫除けスプレーを使用するなど、まずは刺されないための対策をしっかり行いましょう。
その上で、万が一刺されてしまったら上記の処置を行い、跡を残さないように努めるようにすれば万全です。