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肩こりが胃の不調に関係? 寝る4時間前まで夕飯を終えることも重要に

カテゴリー:院長スケジュール2021年01月20日(水)

最近、肩も凝る、胃腸の調子も悪い…という患者さんが多いです。そんな時に見つけた記事です。

肩こりが胃の不調に関係? 寝る4時間前まで夕飯を終えることも重要に

生活環境が大きく変わった2020年も終了、そして2021年という新しい年を迎えました。ストレスや食生活など、急な変化に「ついていけない……」と感じている人も多いのではないでしょうか。調査によると、胃の不調を抱えている人には性格にも傾向があるようです。また、同時に別の不調を抱えている人も。胃・腸の専門医によるアドバイスを参考にしてみましょう。

短気は損気? 心配性や几帳面な性格の人はご注意!
2020年10月、全国の男女2000人に「胃の不調」に関するアンケート調査を実施しました。まず「緊急事態宣言後から現時点にかけて、胃の不調を感じることはありますか」との設問では、「胃の不調を感じている」と答えた人が41.3%でした。男女別では男性が39.8%、女性が42.8%と、女性の方が若干多い結果となっています。年代別では男性20代が51.5%で最も多く、次いで女性30代の51.0%となっており、若い世代の方が胃の不調を感じる傾向にあるようです。

自分の性格について、「気が長い/短気」「楽観的/心配性」「大ざっぱ/几帳面」「のんき/せっかち」「素直/頑固」「自分のやりたいことをやる/周りの目が気になる」「気が強い/気が弱い」「個性を持ちたい/協調性を持ちたい」の8項目で、それぞれどちらに近いかを尋ねた結果は「短気」と「心配性」「几帳面」、「せっかち」「頑固」「気が弱い傾向」となりました。

特に今年はコロナ禍でリモート生活になり、生活習慣が急に変わったことから運動不足や食生活の乱れ、さらにはストレスも溜まりがちとなって、胃の不調をきたす人が増えるのは間違いないとのこと。

「短気」や「せっかち」のため忍耐強く待つことができなかったり、「頑固」なので新しい生活習慣への変化にうまく対応できなかったり、「心配性」や「几帳面」なのでこの状況に対して不安を抱いたり……やはり、気が長く楽観的で柔軟性のある性格の方が、変化を乗り越えやすいようです

肩こりが胃の不調に関係? 寝る4時間前まで夕飯を終えることも重要に

胃の不調と肩こりには関係が?
一日の中で胃の不調を感じやすい時間帯は、「夜(35.7%)」が最も多く、次いで「夕方(28.6%)」「朝(27.1%)」と続きました。しかし不調の程度を時間別で尋ねてみたところ、1位は「朝に重いorやや重い」と感じる人が74.9%で、次いで「夜に重いorやや重い」と感じる人が64.0%でした。

朝・昼・夕と1日3食を食べると夜は一番胃が疲れている時間のため、元々症状が出やすいと指摘しています。一方、朝に重い症状を感じる人が多いのは、本来寝ている間に胃が休まることで胃の疲れがリセットされるが、胃が弱っていると食べ物が胃の中に残っている状態で寝てしまうので胃に大きな負担がかかることも原因と考えられるそうです。

胃の不調を感じている人が同時に抱えている他の不調を尋ねてみると、1位は「肩こり」(51.6%)に。2位は「目の疲れ(47.9%)」、3位は「疲れ(35.0%)」となりました。肩こりの原因はさまざまですが、胃の不調との関係は気になるところです。

肩こりが起きると首回りの血流が低下し、自律神経の機能を低下させるため、胃の働きも低下してしまうケースも考えられるそうです。胃の不調を感じたら、胃の負担を軽くするために固形物よりも果物やヨーグルト、スープ、ゼリーなどを摂取して、寝る4時間前までに夕飯を終えることが理想的とのこと。

胃の中にいるピロリ菌 除菌後も1~2年ごと胃カメラを
胃の不調の原因の1つとして「ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)」が胃の中にいる可能性があります。ピロリ菌の除菌治療経験について尋ねると、「ピロリ菌はいたことがないので除菌治療はしていない」が63.1%で最も多くの回答を集めました。

一方で「除菌治療をした」は9.9%、「除菌治療中」は0.7%でした。しかし、「ピロリ菌自体が何か分からない」と回答した人は23.1%に上り、ピロリ菌の認知度が決して高くはないことがわ分かりました。

ピロリ菌は胃がんにおける最大の危険因子であり、除菌治療を行うことで胃がんのリスクを確実に減らすことができるとの見解を示しつつも「リスクはあくまでも1/3程度に減少するだけ」と念を押しています。除菌後も1~2年毎に定期的に胃カメラを受けることが望ましいそうです。

しっかり食べて栄養を取ることは、心身の健康を保つためには必要不可欠。正しい知識で胃の健康を保ちながら、新しい生活様式などの変化にも耐え得る心身でこの状況を乗り切っていきたいものですね。

気温が高くても低くても胃腸系には負担がかかると昔々の人も言っています。

鍼灸治療はそんな昔々から言われている胃腸の疲れにも歴史のよって積み重ねられた知識と技術で対応しています。ジワジワくる疲れにはジワジワ治る鍼灸治療も有効です。

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