院長ブログ

携帯扇風機が原因で熱中症になる人が増加 使用時に注意すべき点とは 医師が解説

カテゴリー:院長スケジュール2023年08月03日(木)

熱中症の話をしていて見つけた記事です。
携帯扇風機が原因で熱中症になる人が増加 使用時に注意すべき点とは 医師が解説

猛暑で需要が高まっている携帯扇風機。使用には十分な注意を

猛暑の影響で需要が拡大している携帯扇風機。デザインにこだわったものも多く、首にかけるハンズフリータイプやLEDを搭載したものなどおしゃれな見た目のものが続々と登場し、街中で使っている人をよく見かけるようになりました。しかし、熱中症対策として使用しているにもかかわらず、使い方を誤ると逆に熱中症を引き起こす一因となる場合も。携帯扇風機の危険な使い方について、内科医にお聞きしました。
◇ ◇ ◇
体温調節ができず体に熱がこもりやすくなるので注意を

携帯扇風機の使用によって、熱中症になった患者さんを診察したことがありますし、実際にそういった患者さんは増えていると感じています。携帯扇風機は暑さ対策のはずですが、なぜなのでしょうか。その要因は、大きく2つあります。
ひとつは、体温調節に必要な汗を乾かしてしまうため。ヒトは体温が高くなると汗をかき、その汗が蒸発する際に熱が奪われ(気化熱)、体温が高くなりすぎないように保ちます。
ところが、携帯扇風機を当て続けていると、その汗が熱を調節する前に乾いてしまい、体温が下げられなくなってしまうのです。こうして体を冷ましているつもりが、体に熱がこもってしまい熱中症になりやすくなってしまいます。
もうひとつは、高温の風に当たり続けることで、熱が体にこもるためです。外気温が35度以上の場合、携帯扇風機を通して湿度が低く乾燥した35度の温風が体に吹き付けられます。

携帯扇風機の風を当てる首元や脇の下には、大きな動脈が通っています。そのため、温風で温められた血液が全身をめぐり、体に熱がこもってしまうのです。

過度な使用は避け、汗の代わりに水分を上手に使って

携帯扇風機を使用する際は、次のことに注意すると熱中症のリスクを軽減することができます。

1. 外気温が35度を超えている日は長時間の使用を控える
2. 風を当てる体の部位に水分をスプレーする
3. 速乾性に優れる生地を濡らして首に巻く
4. こまめな水分補給を心がける

また、携帯扇風機は熱中症以外にも、目の角膜に障害を起こすおそれがあります。目に直接風が当たらないよう、首元から下向きに扇風機の風を向けましょう。さらに、過度な使用は発火の可能性もあるので気をつけてください。

クーラー病は死なないです。でも熱中症は死んでしまいます。暑さ対策は重要です。

しんきゅう通信8月号

カテゴリー:院長スケジュール2023年07月31日(月)

しんきゅう通信 8月号 2023

しんきゅう通信8月号です

夏休み 8月11日(金)~15日(火)です

週末の寝だめはNG「免疫力を下げる」3つの悪習慣 マラソンなど激しい運動は免疫にとって逆効果

カテゴリー:院長スケジュール2023年07月20日(木)

蒸し暑い…寝られない…疲れが取れない…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

週末の寝だめはNG「免疫力を下げる」3つの悪習慣 マラソンなど激しい運動は免疫にとって逆効果

免疫力はちょっとしたことで下がりやすく、特に真夏に向けて免疫力は低下するといわれているため、より注意が必要です
脱マスク時代になってから、インフルエンザ、ヘルパンギーナの流行など、感染症の話題が次々とのぼりましたが、このような病気、そして不調などから身を守るためには、日ごろから免疫力を下げないように心がけることが大切です。免疫力はちょっとしたことで下がりやすく、特に夏に向けて免疫力は低下するといわれているため、より注意が必要です。そこで免疫力が下がらないように気をつけたい習慣を紹介します。

■寝だめが時差ぼけ状態を生み出す
免疫力を下げないようにするためにも、絶対に避けたいのが、平日の睡眠不足を休日に「寝だめ」で補おうとすることです。ぐっすり眠ることで、体力が回復して体が元気になり免疫力が上がりそうですが、平日の睡眠不足を解消するために休日に寝だめする不規則な生活は「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)」という症状を招き、睡眠の質を低下させることが近年の研究でも証明されています。
ソーシャル・ジェットラグとは、「平日と休日の就寝・起床リズムのずれによって起こる心身の不調のこと」で、2006年にドイツの時間生物学者・ロネンバーグ教授らによって提唱された新しい概念です。体内時計は約24時間周期で睡眠と覚醒のリズムを刻み、そのリズムに合わせて自律神経が体のあらゆる器官をコントロールしています。

私たちが夜になると眠くなるのは、そのリズムによって眠りに誘う「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌されるからです。ところが、不規則な生活で体内時計が乱れると、睡眠ホルモンがうまく分泌できなくなります。体内時計は、休日の2日間朝寝坊しただけでも30~45分のずれが生じるといわれています。

2018年に発表された「睡眠負債・社会的ジェットラグと疲労感との関連」についての研究によると、ソーシャル・ジェットラグによって「疲れやすい」と回答した人は39.3%、「朝、疲れて起きる」と回答した人は18.1%、「朝、起きにくいと感じる」と回答した人は25.0%。平日と週末の睡眠時間帯の「ずれ」によって生じる「社会的時差ぼけ」が疲労感と関連することが確認されています。
疲労感とは免疫力が低下している現れでもあるので、休日の寝だめが免疫力を低下させる可能性があるともいえるのではないでしょうか。

免疫力を維持するには、起床時間を守って、できる限り7時間の睡眠時間を確保することです。

もし寝不足かな? と感じたときは、起きる時間を遅くするのではなく、寝る時間を早めることで睡眠時間を調整するのがおすすめです。起床時間を守れば、少しぐらい睡眠時間が長くなっても構いません。そして、残業がない日や休日などは、いつもより1~2時間早く布団に入ってみるといいでしょう。

■歩くときの姿勢で免疫力が変わる
歩くときの姿勢でも免疫力は変わる可能性があります。日本人に多いのが、歩くときに背中を丸めて、自信なさそうに歩いている人。自信うんぬんにかかわらず、スマートフォンを見ながら歩く人も大体この姿勢になっていますよね。
いろいろと議論もあるようですが、この歩くときの姿勢が、免疫力にも影響している可能性が示唆されています。

コロンビア大学の研究チームの研究によると、背筋を伸ばした堂々とした姿勢をとる人は、自信なさそうに縮こまった姿勢でいる人よりもコルチゾールというストレスホルモンが低下していたといいます。コルチゾールはストレスに反応して分泌されるので、それが低下したということは、免疫の大敵である、ストレスが少ないということが考えられます。

確かに、姿勢よく歩くと、なんだか自信がついて気持ちいいような気がしますよね。

顔を上げて歩くと周りが気になりストレスという場合は逆効果かもしれませんが、できるだけ姿勢を正して歩くというのは、よいことのように感じます。

■ハードな運動は免疫にとっては逆効果
運動すると免疫力が上がるといわれていますが、どんな運動でもいいかというとそういうわけではありません。運動することで免疫力を下げてしまう、「ダメ免活トレ」もあります。それでは、どんな運動が免疫力を下げるのかというと、マラソンやハードな筋力トレーニングなど、体がヘトヘトになってしまう運動です。もともと運動習慣がない人は、そこまでやることはないでしょうが、若い頃にスポーツをしていた人や運動に自信のある人だと、「運動は免疫力を上げる」と聞くと、がぜんやりすぎるところがあります。
しかし、ハードな運動は逆効果です。アスリートは病気に負けないイメージがあると思いますが、トレーニング直後のアスリートの免疫力はかなり弱っています。運動にともなう急性上気道感染症(風邪症候群)のリスクについて調査した結果によると、高頻度、長時間のトレーニングを行っているランナーは、ほとんど運動していない人と同じくらいリスクが高いことがわかりました。運動不足も、運動しすぎも免疫にはよくないのです。

激しい運動で免疫力が低下するのは、交感神経が刺激されて、リンパ球が激減するからです。特に自然免疫チームのエースであるNK細胞は極端に少なくなります。
さらに、キラーT細胞が少なくなることもわかっています。
つまり、激しい運動の後は、病原体を攻撃する強力な武器を失ってしまうことになるのです。また、交感神経が優位になると、血管が収縮して筋肉がかたくなります。この状態が続くと、全身に血液を循環させる機能が低下するため、免疫細胞も循環しにくくなります。さらに、ストレスに対応するために分泌されるコルチゾールやカテコールアミンといったストレスホルモンも免疫力を低下させます。
ストレスに対するホルモンなので、役割としては生体の維持には、非常に重要なものなのですが、ストレスホルモンがNK細胞のはたらきを抑制したり、免疫システムの情報伝達を邪魔したりすることがあります。

それでは、どんな運動なら免疫力を高めてくれるのでしょうか。それは、適度な運動です。

免疫システムはストレスに弱いので、できるだけ疲労を残さない、筋肉痛を起こさないような運動になります。
生活習慣病予防を目的とした有酸素運動は、息切れしない状態が適度な運動とされています。逆に、息切れするような運動は、「適度」を超えているということです。ニコニコ笑いながら会話できるレベルの運動。免疫力を上げる運動も、それくらいのレベルになります。

■いまこそ、免疫力を上げるとき
今は近年でも特に免疫力を上げなければならない大切なときといえるかもしれません。コロナ禍などによるストレスから、免疫力が低下してしまい、それによる病気や不調が増えているように感じるからです。たとえば、免疫力の低下により起こるといわれている帯状疱疹が、コロナ禍で世界的に増えたという声が、多く聞かれるようになりました。
また、免疫力低下を示す症状のひとつである「便秘」も増えたことが指摘され、「巣ごもり便秘」などという言葉も聞かれるようになりました。新型コロナウイルスの影響は、大分落ち着いてきてはいますが、コロナ禍で落ちた免疫力が、すぐに戻るとは思えません。昨今の季節外れのインフルエンザなどの流行もそれをあらわしている、1つの事象だといえるかもしれません。

だからこそ、あなたが今できることから、免疫力を下がらないように意識して、自分の体を守ってみてください。そうすれば、感染症などの病気から身を守れるだけでなく、やる気が向上したり、肌の調子がよくなったり、疲れがとれたりといった、心身ともに健やかに過ごせる「イイ調子」の体を手に入れることができます。

鍼灸治療は自然に体を回復させていく力があります。

オススメの栄養素や食生活は? 梅雨に備えて今からできる“雨ダル”対策!

カテゴリー:院長スケジュール2023年07月14日(金)

もうすぐ梅雨も終わろうと天気予報でも言い始めましたが「調子悪いんです…」という患者さんとの会話で見つけた記事です。

オススメの栄養素や食生活は? 梅雨に備えて今からできる“雨ダル”対策!

しとしと雨が降り続く梅雨のことを考えると、少し気分が落ち込んだりはしないでしょうか。

「梅雨に苦手意識があったり、雨の日に体調を崩しやすいという人は“雨ダルさん”かもしれない」と言います。

梅雨に備えて今からできる“雨ダル”対策について教えていただきましょう。
梅雨は“雨ダル”に注意!?
雨ダルさんとは、天気が崩れるときに、頭痛やめまい、耳鳴り、体のダルさなどの天気痛が出る人のことです。
「天気により体に不調が出る天気痛には、自律神経が関わっています。自律神経は、お休みモードの副交感神経と活動モードの交感神経がバランスを取りながら働くことで、内臓や血圧、ホルモン分泌などのコントロールを行なっています。雨の日や天気が崩れるときには、気圧や湿度、気温に変化があります。雨ダルさんは、内耳でそれらの情報をキャッチして、脳に伝わることでストレスとなり、自律神経が乱れてしまうのです。

天気痛の症状は人によってさまざまですが、梅雨どきにはひどい眠気やイライラ、やる気が出ないなど、気分の変化となることも多いのです。

問題なのは、天気と不調の関係がわかりにくいために、『気のせい』『甘えてる』と無視して悪化させてしまうことです。心当たりがあるなら、今から梅雨の“雨ダル”に備えておくことです」

雨ダル対策に、今から摂りたい栄養素

梅雨に負けないために、気をつけておきたいのは食事だといいます。主食、主菜、副菜のそろった食事で、しっかり栄養補給しましょう。

「バランス良く食べることで、体の機能の調整や維持に欠かせないビタミンやミネラムも補給できます。なかでも積極的に摂りたいのがビタミンB群です。

脳や神経を正常に保つ働きに関わっており、交感神経と副交感神経のバランスを整えるのに役立ちます。うなぎや豚肉、玄米、全粒粉、ピーナツや枝豆などの豆類に豊富に含まれています。

特に神経細胞の機能維持に役立ち自律神経を整えるのに役立つビタミン12は、アサリやシジミなどの貝類や肉類、のりなどの海藻類などに豊富です」

おすすめのミネラルもあるといいます。

「亜鉛やマグネシウム、鉄分は、神経伝達物質の生成に関わるため、不足すると脳の働きが低下して、自律神経にも悪影響が出る可能性があります。

亜鉛は、神経伝達物質のドーパミンの生成を助けます。カキやたらこなど魚介類、肉類、のり、納豆など大豆製品に多く含まれます。

マグネシウムは、アーモンドや大豆製品、そばなどに多く含まれていて、交感神経の興奮を抑えてくれます。

また、貧血気味だと頭が重くなるなど“雨ダル”を起こしやすくなります。血液中のヘモグロビンに欠かせない鉄が不足しないようにしましょう。レバーなど肉類、アサリなどの貝類、大根の葉、小松菜、ほうれん草に多く含まれます」(佐藤先生)
体のリズムを守る

気をつけたいのは栄養素だけではありません。

「雨ダル予防には、何を食べるかだけでなくどのように食べるかも気をつけましょう。朝食からきちんと規則正しく3食とる習慣を守ることが、1日の自律神経のリズムを整えることに役立ちます。

普段から、起床時間を一定にしたり、軽い運動を習慣にする、よい睡眠を取るなど、生活のリズムを作ることも大切です。

生あくびが出る、軽いめまい、かすかな耳鳴り、こめかみが少し痛む、肩や体が重い、など天気痛の予兆があったら、『雨ダルさん体操』をするのもよいでしょう。

耳や首、肩まわりの血行をよくすることで、天気痛の症状改善が期待できます。日課として行えば、雨ダル予防にもなります」

ただ、注意していても疲労やストレスが重なるなど、雨ダルになってしまうことはあるといいます。

「なかなか改善しなかったり、症状が辛い場合は専門医への相談をおすすめします。患者さんの体質や症状に合わせて、内耳のむくみを防ぎ、神経の興奮を抑える働きをするめまい薬や、鎮痛薬、漢方薬などが処方されます」

鍼灸治療ももちろん有効です

梅雨を健やかに乗り切るためにも、今から体を整えておきましょう。

ここをケアすれば楽になる? 気圧変化を敏感に察知する身体の気圧センサーとは

カテゴリー:院長スケジュール2023年07月07日(金)

暑い、湿度が辛いなど気圧や気温の変化はストレスですよね?雨の降る蒸し暑い日に患者さんとの会話で見つけた記事です

ここをケアすれば楽になる? 気圧変化を敏感に察知する身体の気圧センサーとは

梅雨どきは、天気痛を起こす”雨ダルさん”にとって辛い時期です。雨や天気の影響で不調が起きるしくみを気圧センサーから解き明かしていただきましょう。

気圧センサーから雨ダルに!?

雨ダルさんは、全国に1000万人以上いるとされていますが、症状は、頭痛などの身体の痛みのほか、めまい、耳鳴り、肩こり、イライラ、だるい、疲れやすい、やる気が出ないなど様々です。

「天気がこのように多種多様な症状をもたらすのは、自律神経と関わりがあるからです。

自律神経とは、全身に張り巡らされた末梢神経で、血管や内臓などをコントロールしています。私たちの意思とは関係なく働いており、体だけでなく心にも影響します」

なぜ天気の変化が自律神経に影響するのでしょうか。

「天気が変化するときは、気温・気圧・湿度などが変化します。人の体は、気温や湿度を皮膚にあるセンサーで感じとっています。気温や湿度のように意識されませんが、気圧の変化も耳の内部にある内耳(ないじ)の気圧センサーで察知しています。

気圧が変化すると、耳に何らかの病気がある場合は悪化したり、問題はなくても耳がつまる感じがすることがあるのも、この影響と考えられます」

気圧の変化の情報は脳へと伝えられます。

「内耳で察知した気圧の変化は、脳と内耳をつなぐ前庭(ぜんてい)神経に伝わります。前庭神経とは、体の傾きや回転を感じ取り脳に伝える神経で、三半規管(さんはんきかん)に分布しています。

前庭神経が興奮することで、耳からは“回転”の情報が脳に伝えられますが、目など他の器官は”回転”を感じていません。結果として混乱した情報が脳へ伝わります。これがストレスとなって過度に交感神経を興奮させ、自律神経の乱れにつながるのです」

雨ダルさんが苦手なもの

ただ、気圧の変化があったとき全ての人に不調が出るわけではありません。

「研究により、雨ダルさんの内耳は気圧の変化に弱いことがわかってきました。例えば、内耳に微弱な電流を流してめまいを起こす実験では、雨ダルさんはごく弱い電流でもめまいを起こしたのです。

また、この実験でめまいを感じたあとに電流を下げていくと、雨ダルさんはほかの人より長くめまいを感じるという結果になりました」
さらに症状を悪化させてしまう原因もあります。

「雨ダルさんは、自律神経の切り替えがあまりうまくないのです。

ストレスは、環境の変化に体を対応させるためのスイッチでもあります。気温が上がるとそのストレスで交感神経が活発になり汗をかく、というのが一例です。
しかし、雨ダルさんは交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、交感神経が過剰に働いて、痛みなどの不調につながってしまうのです。交感神経が活発になると、血管が収縮し血行が悪くなること、そして痛みの神経に直接作用してしまうことで、痛みが悪化します」
つまり雨ダルさんの内耳は気圧の変化に敏感で、自律神経が乱れやすく、症状が悪化しやすいというのです。

雨ダル対策は耳から

雨ダル対策は、雨ダルさんの苦手なことを補います。
「内耳のある耳の血行をよくすることが役立ちます。不調の予兆を感じたら、『くるくる耳マッサージ』を行いましょう。ホットタオルを耳に当て、耳と耳の周囲をじんわり温めるのも効果的です。濡らしたタオルを耐熱袋に入れて、電子レンジで1分ほど加熱すれば簡単です」

症状が軽くても、見逃してはいけないといいます。

「天気痛など慢性痛は放置すると増幅(ぞうふく)することがあります。痛みがストレスとなって血行が悪くなり、さらに痛みが強くなるという負のスパイラルに陥ってしまう危険もあります。

対策は本格的な症状が出る前に早めに行うこと。予兆がなくても、天気予報によってくるくる耳マッサージを行うか、日課とするようにすればなおよいです。

症状が辛かったり、なかなか改善がみられないときは、頭痛外来や慢性痛専門外来を受診することをオススメします」
自分が雨ダルさんだと早めに気づけたら、ラッキーだと考えてぜひ改善していきましょう。

鍼灸治療は耳くるくる体操の全身版です。 一度お試しあれ!

しんきゅう通信7月号

カテゴリー:院長スケジュール2023年07月01日(土)

しんきゅう通信 7月号 2023

7月です 一年も後半突入です

しっかり汗をかいて、水分補給をして暑い夏を乗り切りましょう

しんきゅう通信7月号です

“夜の熱中症”が増加?「寝ている間に脱水」医師が指摘 “日中の熱蓄積”に要警戒

カテゴリー:院長スケジュール2023年06月28日(水)

“夜の熱中症”が増加?「寝ている間に脱水」医師が指摘 “日中の熱蓄積”に要警戒

日中だけではなく「夜の熱中症」にも要注意です。

ジメジメ、モワッとした日が続いています。今の時期、日中だけではなく「夜の熱中症」にも要注意です。

「寝ている間に脱水」 ポイントは…「湿度」と「服装」
原因は「自覚なく蓄積された熱」

「夜の熱中症」原因は…。
「夜の熱中症」患者が増えているといいます。 起床時にめまいや吐き気を感じて「風邪かな?」と思って受診すると、実は熱中症だったというケースが増えているといいます。
「寝ている間に、脱水が進んでしまった」ためだと言います。

これが「夜の熱中症」です。

その原因は、「自覚なく蓄積された熱」です。

近ごろ暑い日が続いていますが、今の時期は真夏ではないため、暑さへの警戒感があまり高まっていません。そのため、自覚がないまま体の中に熱や疲れが蓄積されているのだそうです。そうなると、お風呂に入るなどの方法だけでは、リセットできないものだといいます。

さらに夜になると、湿度が日中よりも高くなるため、汗がなかなか蒸発せずに脱水が進んでしまうそうです。

そのため、「夜の熱中症」になってしまうと言います。

ポイントは…「湿度」と「服装」

では、どのように対策をすればいいのでしょうか。2つの対策を教えてくれました。

1つ目は、「湿度を調節する」です。

エアコンの利用でそこまで暑くなくても、湿度が70%を超えると熱中症の危険があるそうです。夏の時期の理想は室温が25℃前後、湿度は50%~60%。これぐらいの湿度にコントロールしたほうがいいと言うことです。

2つ目は、「日中に熱をためないこと」です。

ポイントは、服装にあります。ピタッとした服ではなく、ゆとりがあり風が通りやすいもので、熱が逃げやすい服がオススメだと言います。

光熱費など値上げばかりで家計は苦しいですが、だからと言って身体も悲鳴を上げている状態です。心地良い睡眠で今日も元気で頑張りましょう。

本格的な夏到来前に「熱中症にならない体作り」を!”暑熱順化”の方法と、ペットボトルを利用した注目の「AVA血管」冷却

カテゴリー:院長スケジュール2023年06月14日(水)

蒸し暑い日が続きます。熱中症の心配をしている患者さんとの会話で見つけた記事です。

本格的な夏到来前に「熱中症にならない体作り」を!”暑熱順化”の方法と、ペットボトルを利用した注目の「AVA血管」冷却

気温とともに“湿度”が上昇する中、熱中症とみられる症状で病院に搬送されるケースが増えている。

総務省消防庁によると、今年5月の熱中症での救急搬送人数は、去年同月を上回った。本格的な暑さが到来する前に、我々はどういった準備をすれば良いのか。

今やるべき「体質づくり」と外出時の熱中症対策について
高い“湿度”に要注意

ーー熱中症の一番の要因は?
熱中症は、同じ気温でも「湿度」が高いか、低いかによって救急車の搬送台数が違います。湿度が高いと熱が体にこもってしまうため熱中症になる方が増えるんです。なんで湿度が高いと熱中症が多くなるかというと、汗を上手に蒸発させられないからです。体が熱くなると、熱を下げるために汗が出ますが、その汗が乾くときにはじめて熱が下がります。
汗の役目はそこにあるのですが、湿度が高く空気がジメジメしていると、洗濯物が乾きにくいのと一緒で、汗も蒸発しにくくなります。つまり、湿度によって汗が蒸発しにくいから、「熱を下げる作用」が十分に働かなくなってしまい、それで熱が体内にこもりやすくなってしまいます。

ーー今年の熱中症患者の増え方は例年に比べてどう?
出だしが早かったのと、総務省消防庁の統計によると、今年5月の熱中症での救急搬送の人数は、前年同月を上回っています。
5月1日~28日のデータで、去年は1948人だったのに対して、今年は3441人です。
今年はこれから梅雨入りするのでどうなるかわかりませんが、増え続ける可能性はあります。

適度な運動で“汗をかく”体質づくり

本格的な夏を迎える前に藤永副院長は、こまめな水分補給の習慣と、適度な運動による“汗を自発的にかく”体質づくりが大事だと話す。
特に筋肉には水分が貯えられるため、ウォーキングはお勧めだという。

ーー今できる対策は?

今すぐできる対策としては、日々の気温、湿度、暑さ指数をチェックして、室温が28度を超えるようだったら躊躇なく冷房をつける。

蒸し蒸しする場合は、湿度は60%以下を目標にしてエアコンをつける。

服装は脱ぎ着しやすい上着を活用し、こまめな水分補給の習慣をつけましょう。

そして、めまいや立ち眩み、だるさなどといった体が出すサインに気付いて熱中症を疑いましょう。

一方、事前に準備が必要な対策としては、“暑熱順化”といって、汗を自発的にかく体質づくりです。

例えば、少し暖かい日に外で運動したり、多めに歩いたり、大股で早歩きしたりしてちょっと汗をかくことをお勧めします。運動することで筋肉もつくので、筋肉には水分が貯えられるため、大変お勧めです。

運動ができない方は、半身浴でもいいのでお風呂に入るとかサウナで自発的に汗をかくことをしましょう。

最後に、日常の体調管理です。

3食しっかり食べて、質の良い睡眠をとる。酒の飲み過ぎは脱水状態になるので適度な量に抑えることが大切です。
また、持病がある方はいつも以上にしっかりと管理することが大事です。

手のひらの「AVA血管」を冷却

そして最近注目なのが、冷えたペットボトルで“手のひら”を冷やす熱中症予防。

手のひらには体温調節を担う「AVA血管」という特殊な血管があり、それを冷やすことが効果的だという。

ーー手のひらを冷やすコツは?

これは最近のトレンドですが、手のひらには「AVA血管」(動静脈吻合)という特殊な血管があって、この血管の役目は主に、体温調節です。

特に暑い時は、この血管が熱を放出してくれるので、この血管を適度に冷やすことが効果的です。そのためには自動販売機から出てきてちょっと置いた程度の10~15度のペットボトルを握ることが良いです。

昔は、洗面器に両手を浸けていましたが、それだと持ち歩きできないので、外でもとれる対策として、暑いなと思ったらペットボトルを手のひらに持つとそれだけで予防になります。

保冷剤や氷だと冷たすぎて血管が閉まってしまうので逆効果になります。

一方、すでに熱中症になってしまっていたら、首の付け根や脇の下、足の付け根を保冷剤などで強力に冷やすのが救急の処置になります。

とにかく今は、暑さに体を慣らすために、汗を上手にかくための準備と水分補給、さらに暑さを感じたらペットボトルで手のひらを冷やすことが有効です。

今からの準備が重要ですね。 ちょっと知っているだけで予防できます。

落とした食べ物の「3秒ルール」は科学的に正しいか? 食中毒の季節が到来

カテゴリー:院長スケジュール2023年06月08日(木)

妙にお腹が空く…という患者さんとの話で見つけた記事です。

落とした食べ物の「3秒ルール」は科学的に正しいか? 食中毒の季節が到来

食中毒が心配な季節になってきました。落とした食べ物を短時間で拾えば安全という、いわゆる「3秒ルール」という都市伝説が知られていますが、これは科学的に正しいでしょうか?

微生物が食べ物に移るかどうか検証

このルールを真面目に検証した研究があります。サルモネラ菌が、木・タイル・カーペットからボロニアソーセージ・パンへ移るかどうか、接触時間5秒・30秒・60秒の3パターンで検証しました。

結果、5秒・30秒・60秒のいずれにおいても、ほぼ同じ菌数が食べ物に移動することが分かりました。

その他、エンテロバクター菌を用いた研究もあります。この研究では、ステンレス・タイル・木・カーペットから、スイカ・パン・バター付きパン・グミに短時間で移るかどうか検証したものです。12.5センチメートルの高さから食べ物を2,560回も落として調べた、執念の研究です。

長く付着しているほうがたくさんの微生物が移動しましたが、3秒どころか1秒未満で瞬間的に微生物が移動することが示されました。スイカのような水分が多い食べ物では、1秒未満で微生物が移動します。反面、カーペットやグミという条件下では移動しにくいことが示されました。

以上、2つの研究結果から、短時間だからといって微生物が移動しないという「3秒ルール」の都市伝説は否定されます。特に水分が豊富な食べ物は、瞬間的に汚染されるので注意しましょう。

「落ちた食べ物」よりも重要なこと

ここからは私見です。環境の汚染菌に対しても、ヒトの免疫は常に機能していますから、床に落ちた食べ物を口に入れたからといって、イコール食中毒や感染症のリスクに直結するわけではありません。

むしろ、手を洗わずに料理をする、惣菜・弁当などの調理済み食品を2時間以上放置する、生食・生焼けの食材を食べるほうがリスクでしょう。

食中毒を予防するために、食品を購入してから食べるまでの過程において、食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」という3原則を実践することが重要です。

とにかく気を抜けない季節が来たということみたいです…

しんきゅう通信6月号

カテゴリー:院長スケジュール2023年06月01日(木)

しんきゅう通信 6月号 2023

しんきゅう通信6月号です

そろそろ一年の半分です…

鍼灸治療の事なら名古屋栄にある順風堂にお任せ下さい。