院長ブログ

東洋医学における「肩凝り」の治療法は?まずは原因を探る【東洋医学を正しく知って不調改善】

カテゴリー:院長スケジュール2022年04月20日(水)

季節の変わり目によるものなのか?最近、酷い肩こりを訴える人が多いです。ネットの記事にも紹介されていました。たかが肩こりと侮るなかれ…です。

東洋医学における「肩凝り」の治療法は?まずは原因を探る【東洋医学を正しく知って不調改善】

【東洋医学を正しく知って不調改善】
多くの方が経験する肩凝り。東洋医学では肩凝りや腰痛、五十肩のようなものを総称して「痺証(ひしょう)」といいます。痺とは「つまって通じない」という意味があり、鍼灸で対応することが一般的です。

患者さんが肩凝りを主症状として訴えた時、これは西洋医学でも同じですが、まずはどんな原因で起こっているものかを探ります。大きく分けて2つのパターンがあります。1つは、「気・血・水」の通り道である「経絡」の通りが悪くなったパターン。2つ目は、栄養物質が不足しているパターンです。どちらに属するかで、対処法が異なります。

経絡の通りが悪くなっているパターンでは、肩凝りの痛みは比較的強い傾向があります。痛みが生じている場所の経絡の流れをうながすため、腕に鍼灸治療などを行います。一方、栄養物質が不足しているパターンでは、痛みは弱め。ただ、倦怠感などがあるのが特徴で、体を元気にする全身のツボに施術を行います。
もう一点、私たちが念頭に置いているのは「人によって肩という部位の範囲がまちまちである」ということ。
肩甲骨の内側までを肩と認識している人がいれば、肩甲骨の上側だけが肩、あるいは首の付け根までが肩と認識している人、さらに肩甲骨の外側から腕の付け根までの広範囲を肩と認識している人など、さまざまです。そのため東洋医学では、肩凝りを、首を中心とした頚肩部の痛みに限定しているものと、頚肩部のみならず、腕まで痛みを訴えるものの2つに分けています。そしてその痛みが頚肩部に集中している場合は、筋肉や関節に問題があると考えますが、もしも左肩にある場合は心臓疾患、右肩にあれば胆嚢や肝臓疾患の可能性があり、注意が必要です。
いずれにしても「肩や首が動かない」「しびれるなどの症状がある」「激しい痛みがある」といった3つに当てはまる場合は、筋肉や関節の問題ではなく、内臓の病気、それも重大病による痛みの可能性があります。東洋医学、西洋医学どちらでも構いませんので、病院で検査を受けることをお勧めします。

理想体重を30年維持する医師が誰にでも腸活をすすめる理由

カテゴリー:院長スケジュール2022年04月15日(金)

体重が…という患者さんが増えてます。僕も含めて…。

理想体重を30年維持する医師が誰にでも腸活をすすめる理由

世界最先端の革命的認知症治療に取り組む、認知症研究30年超の医学博士が、患者への指導はもちろん、自身が健康長寿をまっとうするために実際に取り組む食事法を紹介した健康レシピ本『認知症専門医が毎日食べている長寿サラダ』が完成した。
私たちはどうしたら、健康で長生きできるのでしょうか。
この連載では、30年以上体重をキープし、若々しいことでも有名な白澤氏が、食事を通して健康長寿を目指す方法をお伝えしていきます。

● 心身健康の基礎! 腸内環境をよくする食品と調理のコツ

免疫力を強化するには「腸」の健康も大切です。なぜなら、免疫細胞の約70%は、腸に存在しているから。腸が健康であれば、老廃物がとどまることなく体外に排出され、腸内細菌のバランスが善玉菌優位になって、免疫力アップにつながるのです。腸内環境を整えるためには、食物繊維が重要になります。毎日の食事で積極的に取り入れていきましょう。

食物繊維には水溶性、不溶性がありますが、それぞれに体に有効な働きがありますので、まんべんなくとることが大事。食物繊維は根菜類やきのこ、海藻などに豊富ですが、これらはLPSも豊富な食材です。

● 植物性発酵食品は日本人の腸と好相性

食物繊維のほか、発酵食品も腸内環境を整えます。発酵食品といえば、納豆やチーズ、ヨーグルトなどですが、日本人にはおなじみの漬けものやみそ、酢などもその仲間。植物性の発酵食品は、善玉菌=乳酸菌を多く含むうえ、日本人が古くから食べてきたもので日本人の腸と相性がよく、腸内でしっかりと働いてくれます。ドレッシングやサラダの具材、トッピングとして使えば、和食の献立にもなじみやすく、続けやすいのでおすすめです。善玉菌のえさとなるオリゴ糖も合わせてとるとよいでしょう。オリゴ糖は大豆、玉ねぎ、ごぼう、キャベツ、バナナなど、身近な食材にも多く含まれますので、上手に取り入れましょう。

腸が健康になると、免疫力がアップするだけでなく、肥満、糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防、改善にも働きます。毎日のサラダで、病気知らずの健康な体を手に入れましょう。

● 腸内環境をよくする食品

アボカド
食物繊維のほか、強い抗酸化作用を持つビタミンEも豊富に含みます。アボカドの脂肪はDHAやEPAと同じ不飽和脂肪酸のα-リノレン酸で、コレステロール値や中性脂肪値を低下させる働きを持ちます。

ごぼう
食物繊維を多く含む野菜の代表格です。皮には抗酸化作用を持つクロロゲン酸が含まれますので、たわしでこする程度でOK。薄めに切って、加熱時間を短くするとLPSの損失が抑えられます。

モロヘイヤ
食物繊維のほか、抗酸化作用の強いβ-カロテン、ビタミンC、E、骨粗鬆症予防におすすめのカルシウム、ビタミンKなど、若々しい体作りに必要な栄養を豊富に含む健康野菜です。

長いも
食物繊維と同じ働きを持つレジスタントスターチを含む長いも。疲労回復効果を持つアルギニンを含み、古くから滋養強壮作用が注目されてきました。LPS効果をムダにしないため、皮ごと調理しましょう。

さつまいも
腸のぜん動運動を促すヤラピンという成分や、善玉菌のえさとなるオリゴ糖を含みます。さつまいものビタミンCは加熱してもこわれにくく、ビタミンCの供給源としても優秀です。皮ごと食べればLPS効果も。

のり
LPS豊富なのりですが、食物繊維やβ-カロテンも含み、免疫力強化のためには、積極的に取り入れたい食材です。湿気に気をつければ日持ちするし、ちぎる、巻くなど使い勝手がいいので常備しておくとよいでしょう。

大豆・おから
大豆は腸内環境を整える食物繊維、オリゴ糖をはじめ、強い抗酸化作用を持つサポニンや、骨粗鬆症予防に働くイソフラボンなど有効な成分を含みます。食物繊維が豊富なおからはオイルをプラスするとしっとりとサラダ向きの食材に。

もち麦
粘りけの強い大麦の一種で、水溶性、不溶性食物繊維の両方を含みます。水溶性食物繊維のβ-グルカンが免疫力をアップし、がんを予防。ゆでるとプチプチとした食感が楽しめます。

漬けもの
白菜キムチやぬか漬け、たくあん、しば漬けなどの漬けものも発酵食品です。しっかりと乳酸発酵したものを選んでください。植物性の発酵食品は生きたまま腸に届きやすいのでおすすめです。

納豆
体にいい成分満載の納豆は、究極の長寿食材。食物繊維やオリゴ糖、抗酸化作用を持つビタミンEや骨粗鬆症予防に働くイソフラボンなども多く含みます。ビタミンK2は、長寿遺伝子を増やします(18ページ参照)。

チーズ
チーズは加熱処理されていないナチュラルチーズがおすすめです。たんぱく質の一種、ラクトフェリンの抗菌、抗ウイルス作用に注目が集まっています。トッピングやドレッシングなど、サラダに組み込みやすい食材です。

みそ・しょうゆ・酢
日本人になじみの深いこれらの調味料も発酵食品です。特に短鎖脂肪酸を増やす働きの強い酢は少しずつでもこまめにとりたいもの。サラダなら毎日ムリなくとることができます。

おいしいものを食べての健康法は嬉しいですよね。

花粉症などのアレルギーに負けない体を作る|食事でできる対策とは?

カテゴリー:院長スケジュール2022年04月08日(金)

花粉症がひどい患者さんと花粉症の酷い鍼灸師が鼻水を垂らしながら話をしていた時に見つけた記事です。

花粉症などのアレルギーに負けない体を作る|食事でできる対策とは?

現代病とも言われる花粉症。近年、スギ花粉などによるアレルギー性鼻炎が増加しています。2019年に行なわれた鼻アレルギー全国疫学調査では、アレルギー性鼻炎の有病率は49.2%と全国の2人に1人が何かしらのアレルギーに悩まされていることが分かりました(「日本耳鼻咽喉科学会会報2020」より)。

そのうちスギ花粉症の有病率は38.8%と高く、今年もすでにアレルギー症状が出始めているという方も多いのではないでしょうか。

アレルギーの治療には薬物療法が用いられることが一般的ですが、日常の食事や生活の中でアレルギー対策を講じればさらに症状の緩和に繋がります。

今回は、抗アレルギー効果のある食べ物やアレルギー症状を悪化させてしまうものをご紹介します。
抗アレルギー効果のある栄養素と食品

(1)フラボノイド(柑橘類、玉ねぎ、ニラ、春菊、蕎麦の実など)
抗アレルギー作用や抗酸化作用を持ち、花粉による炎症抑制効果が認められています。食後のデザートに柑橘類を食べたり、鍋の具材にニラや春菊を用いるのがオススメです。フラボノイドは熱に強い成分ですが、水に溶けやすい為、煮込みすぎず調理の最後に加えサッと加熱する程度にしましょう。

(2)カテキン(緑茶、べにふうき茶)
カテキンには、アレルギー情報を伝達する物質の生成を抑え、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑える働きがあります。熱に弱い為、熱湯ではなく70~80℃程度のお湯でゆっくり抽出すると、渋味や苦味を抑えつつ効率よくカテキンを摂取することができます。

(3)カカオマスポリフェノール(ココア、チョコレート)
リンパ球の過剰な増殖や作用を抑え、免疫が過剰に反応するのを防ぎます。カカオの含有量が多いものを選ぶことがポイントで、砂糖や食物油脂の含有量が多いチョコレート菓子よりも、ココアパウダーやハイカカオのクーベルチュールチョコレートがオススメです。

毎朝の日課として、ホットミルクに溶かして飲んだり、果物やヨーグルトのトッピングとして活用してみてはいかがでしょうか。

(4)リコピン(トマトジュース、トマト缶などの加工品)
トマトの加工品から得られるリコピンはアレルギー反応を抑制し、花粉症の症状を和らげる効果があると言われています。毎日コップ一杯のトマトジュースを飲むようにしたり、カレーやスープの調理にトマト缶を活用することで簡単に摂取できます。

(5)アリルイソチオシアネート(わさび)
アリルイソチオシアネートには強い抗炎症作用と血行改善作用があり、炎症を起こしている患部の症状を緩和します。花粉症では鼻腔を元の状態に戻して鼻づまりを改善する効果が期待できます。わさびは香辛料の一種で、食べすぎると舌や胃腸の負担が大きくなる為、食べ過ぎには注意が必要です。

整腸作用や粘膜を保護して免疫力を高める効果のあるもの

(1)乳酸菌(ヨーグルト)
乳酸菌は悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整える働きがあります。免疫細胞の60%は腸に存在し、腸内環境を整えることで、免疫機能が正常に働き、花粉症の症状緩和しやすい免疫状態を構築します。

(2)ビタミンD(キノコ類、魚介類)
ビタミンDは骨の形成やカルシウムの吸収を高める作用の他に、免疫機能を高め、花粉症の症状を和らげることがわかっています。(Asia Pac Allergy. 2017; 7: 65ー73.)食品からの摂取の他に、日光を浴びることで体内でも生成できるため、1日1回10~20分を目安に日光を浴びる習慣を付けましょう。

(3)ビタミンA(人参、レバー、卵黄)
ビタミンAは皮膚や粘膜を正常な状態に保ちます。目や鼻の粘膜が乾くと、チリやホコリ、花粉などのアレルゲンが体内に侵入するのを防ぐバリア機能が低下してしまい、花粉症の症状が悪化します。ビタミンAは脂溶性のビタミンなので、油で炒めたり、油と一緒に食べると効率よく摂取できます。

アレルギー症状を悪化させる食事や生活習慣

(1)ジャンクフード等、高脂質な食事
腸内の悪玉菌を増加させる高脂質な食事を頻繁に摂ることで腸内環境が乱れ免疫機能が低下し時にアレルギー症状を悪化させます。花粉症の予防にも規則正しい食事は必要です。ジャンクフードばかりに偏らず、定食メニュー等バランスの取れた食事を中心に選ぶようにしましょう。

(2)飲酒
アルコールが体内で分解されるときに生成されるアセトアルデヒドという物質は、アレルギーを引き起こすヒスタミンの放出を促します。またアルコールは血流を乱し、鼻づまりや充血などの症状を悪化させるため、花粉症の症状をよりつらくさせる原因ともなり得ます。特に花粉症の症状が強い時は極力飲酒を控えてみてください。

* * *

食事だけで辛いアレルギー症状を完全に無くすことができる訳ではありませんが、悪化させない、症状を軽減させる工夫は可能です。アレルギー検査や薬物治療に加えて「普段の食事」も意識してみましょう。「アレルギーに負けない体作り」で、花粉症シーズンを晴れやかに過ごしましょう。

ちょっとでも楽になるなら実践あるのみですね。

しんきゅう通信 4月号

カテゴリー:院長スケジュール2022年03月31日(木)

しんきゅう通信 4月号 2022

暖かくなりましたね 4月です

「低気圧で頭痛」なぜ起きるか医師が解説;不調を軽減する方法は?

カテゴリー:院長スケジュール2022年03月25日(金)

暖かくなってきたなと思ったら冷たい雨や雪も降ったりする時期です。こんな時は体調も不安定になりやすいです。そんな症状を持つ患者さんとの会話で見つけた記事です。

「低気圧で頭痛」なぜ起きるか医師が解説 不調を軽減する方法は?

天気予報より頭痛の方が敏感な人も多い。
「台風が近づいている」とか「雨が降りそう」というとき、なんとなく調子が悪く感じることがあります。

特にもともと頭痛持ちだったり、ケガ・手術の傷跡があったりすると、頭痛がひどくなったり、傷痕がうずいたりします。

このような痛みは「気象関連痛」とか「天気痛」と呼ばれます。

「天気痛調査2020」という16,482人を調べた調査(インターネット調査)によると、女性の78%、男性の47%に「天気痛がある」「天気痛を持っている気がする」と返答しており、多くの人が 天気の変化によって何らかの痛みを感じていることが分かります[1]。

また、この調査では、痛みを感じる半数の方が「頭痛」を上げており、天気の変化によって起こる頭痛は、”非常によくある”頭痛だと言えます。

実際に慢性頭痛のある方に、ご自分の頭痛のパターンを知ってもらうため、頭痛日記を付けてもらうことがありますが、頭痛とともに天気や気圧を記録してもらうと、気圧・気温が痛みに関係していることがしばしばあります。

つまり、湿度が高くてジメジメしているから調子が悪いというよりは、低気圧が来たり、気温が大きく変化したりすることが、頭痛と関わっているようです。

天気痛、なぜ起こる?

この天気の変化や低気圧が引き金となる頭痛は、なぜ起こるのでしょうか?

実は、天気痛がなぜ起こるのか、詳しいことは分かっていません。

梅雨の時期など、雨が降る前からカエルの鳴き声が聞こえてくることがありますが、カエルは雨が降ることを予測できています。

進化の過程で、雨を予測して移動することは、乾燥に弱い両生類などにとってはまさに死活問題であり、雨降りと関係する気圧の変化に敏感な個体の方が、生き残るのに有利だったでしょうが、私たちのからだにも 気圧の変化をとらえるセンサーがあると考えられます。

実は、耳の奥に内耳という器官があり、音や平衡感覚をモニターしていますが、気圧のセンサーにもなっていると考えられています。

ネズミでは この内耳が機能しないようにすると、気圧の変化による痛覚過敏が起こらなくなるという研究がありますが、天気痛がある人では、このセンサーが敏感なのかもしれません。

一方、漢方の世界では、気圧の変化は外界から受ける刺激の一つで、当然、体調を左右する原因になると考えます。

飛行機に乗って上昇していくと、地上で買ったペットボトルがパンパンに膨らむのが分かります。

これは中の空気が膨らんでいるためですが、私たちの身体も気圧の変化に応じて変化します。

天気痛には自律神経のアンバランスや、心理的な要因もあるといわれています。

特に普段からストレスをため込んでいたり、胃腸が弱っていたりする方では、この気圧の変化にうまく対応できず、結果として頭痛のほか、むくみや疲れなどのトラブルを生じるのでしょう。

低気圧で起こる頭痛にはどう対処すればいいの?

低気圧が来ることは避けられませんが、予測することはできます。

実際、慢性的に頭痛に悩まされている方は、頭痛の予兆(前ぶれ)を感じている方も多いです。

経験的にご自身の判断で実践されている方もいますが、「これは頭痛が来るな…」という段階で、先手を打つことが有効な場合があります。

頭痛持ちの方の中には、いつも”めまいと一緒に頭痛が起こる”という方もいますが、このような方に、予兆の段階で“めまい止め”の薬を内服してもらうと、7割以上の方で痛みが軽減したという報告があります[2]。

最近ではスマホアプリなどで、天気・気圧の変化を細かく予測することが可能になっているので、このアプリを組み合わせて、予兆段階で対応することで、ひどい頭痛を改善できる可能性があります。

*その際、一般的な痛み止め(鎮痛薬)を使っていると、薬剤誘発頭痛という、鎮痛薬の飲み過ぎによる頭痛を起こすことがあるため、注意が必要です。

一方、漢方では、このような気圧が下がって調子が悪くなる状態は、全身の水の循環・分布が悪くなって起こる水滞という状態と考えられます。

この水滞という状態を改善するためには、水分の巡りを良くして、分布を改善する利水剤という薬が用いられます。

漢方薬の五苓散は、この利水剤の一つで、典型的な低気圧頭痛の患者さんによく用いられます。

近年、頭の中の余分な蛋白や炎症物質を取りのぞいて、脳を保護するグリンパティック系という仕組みがあることが分かってきていますが、五苓散はこのグリンパティック系を活性化し、炎症物質を取りのぞくことで、効果を出しているのではなか、という説があります。

薬以外に方法はないの?

漢方でいう水の巡り・分布を整えることが、低気圧頭痛にも良い影響を与えると考えられます。

私たちは飲んだり食べたりして、水分を摂取しているわけですが、胃腸が弱っていると、この水分の分布に影響を及ぼします。

水分を摂り過ぎないようにするとともに、油っこくて味の濃いもの、甘いお菓子、冷たい飲みものや生もの、濃い味の食事などを避け、さっぱり味で温かいものを腹八分目にするのが良さそうです。

また、良質な睡眠をとり、疲れをためないことも大事です。

睡眠中に、成長ホルモンなどのはたらきで、身体の痛んだ部分が修復されることが知られていますが、睡眠中に脳の老廃物の除去も行われることが分かってきています。

先ほどの脳のグリンパティック系も睡眠・運動によって、そのはたらきが活発になると言われていますが、老廃物をためない生活習慣が大事なようです。

*頭痛という症状は、日常診療では比較的よくある症状ですが、稀に重大な脳の病気のサインのこともあります。

頭痛が長く続いている・悪くなってきている気がするという場合は医師に相談してください。

当院にも気温、気圧の変化で症状を訴える患者さんが多いです。漢方薬も鍼灸も効果有りです。

低気圧で頭痛やめまいを感じる人へ! 「自律神経の乱れを整える」簡単な方法

カテゴリー:院長スケジュール2022年03月09日(水)

むち打ちの人は首が天気予報とよく言いました。
最近は体調がすぐれないと雨が近いという人が増えていると思います。そんな患者さんとの会話で見つけて記事です。

低気圧で頭痛やめまいを感じる人へ! 「自律神経の乱れを整える」簡単な方法

頭が何となく痛くなると「明日は雨かも」と思う人は一定数いるでしょう。低気圧が近づくと不調になりやすい人は、血液やリンパの流れが悪かったり、水分代謝が良くなかったり、自律神経が乱れていたりする場合が多いそう。

低気圧が近づくと不調になっていませんか?

春らしい日が続いたと思ったら、週末には低気圧が発達し、冬型の気圧配置となる予想です。また、真冬のような寒さに逆戻りし、雪や雨が降る地域も出てくることだと思います。今月はずっとこんな感じの気候の変化を繰り返しすぎていくと思いますが、そうすると困るのが低気圧で毎回不調を感じているタイプの人たちではないでしょうか。

低気圧が訪れると、頭痛やだるさ、めまい、むくみ、耳鳴り、憂うつな気分になるなどの不快症状を感じやすくなることがあります。春というと、生活環境の変わり目でもあり、明るい気分で前のステージから次へと移り替わり、元気に新しい環境へと適応していきたいところですよね。そこで、季節の変わり目の低気圧による不調を軽減する食薬習慣を紹介します。

低気圧による不調を軽減する食薬習慣

ようやく暖かくなったのに週末にはまたもや低気圧が徐々に発達することで、冬型の気圧配置となり荒れ模様の空へと変化してしまうことでしょう。ただ、今月末には桜が開花する地域もあり、あと一歩で春へたどり着きそうな心弾むときでもあります。

そんな今の時期を元気に過ごすためには、低気圧に動じにくい体づくりが必要となると思います。漢方では、気圧の変化に体調が乱されやすい人は、肩から首、耳周辺までのリンパや血液の巡りが悪かったり、水分代謝の悪かったりする傾向があるとされています。

これを『気滞血瘀』や『痰湿』などと呼び、三半規管が弱かったり、自律神経が乱れやすいと考えます。そこで、『気滞』・『瘀血』・『痰湿』の改善に役立つ食薬がおすすめです。
食べるとよい食材・メニューは、【アボカドとグレープフルーツのサラダ】です。

作り方は、アボカドをスライスして、グレープフルーツは一口大にカットし、皿に盛り付けます。塩少々とオリーブオイルとお酢を全体にかけたら完成。

【アボカド】

ギネスに認定されるほど栄養が豊富なアボカドには、血流を促し『瘀血』の改善に役立つビタミンEや代謝を促すビタミンB群、『痰湿』の除去に役立つカリウムをはじめとしたミネラルや食物繊維などが豊富に含まれています。

【グレープフルーツ】

食欲を抑えたり、リラックス作用のある香り成分が『気滞』の改善に役立ちます。代謝を促すクエン酸や余分な水分の排泄に役立つカリウムなども含まれます。また、薄皮ごと使うことで食物繊維もとることができるため急な血糖値の上昇を抑えたり、便通を促すことができ『痰湿』の除去に働きます。

水分代謝が悪かったり、自律神経が乱れがちな人は、気圧の変化が大きいとき小さな不調がでてきやすくなります。低気圧の予報を見たら一度今回紹介したサラダを食べてみたり、いつもより少し早く寝るようにしてみたり、足のマッサージをしたり、ストレッチをしたり、巡りを改善するようなことを試してみて下さい。その中で、自分にとってどんな方法がベストなのかを低気圧のたびに検証し、少しずつ自分の体質を変えていけるのが理想です。

食事であの嫌な感じを改善できるのはうれしいですよね。
おいしいもの食べて体調も万全は理想です。

バリア機能も高まる! 花粉時期にしたい「自律神経を整える」簡単な方法

カテゴリー:院長スケジュール2022年03月03日(木)

目がかゆい、鼻がグズグズ…またこの季節がやってきました。そんな時に見つけた記事です。

バリア機能も高まる! 花粉時期にしたい「自律神経を整える」簡単な方法
季節の変わり目で花粉シーズンでもある3月は、1年のうちで最も体調不良になりやすい時期だそう。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、体質改善をしつつ、花粉症にもいいバリア機能を高める簡単な方法を教えてくれます。

花粉症や自律神経の乱れ、3月は不調になりやすい

2月もあっという間に終わりました。今まで、すごく寒い「ザ・冬」といった西高東低の気圧配置がいったんやわらぎ、体にとっては少しだけ過ごしやすさを感じられそうです。ただ、少し気温が上昇すると北の方では融雪災害が起きやすくなったり、体にとっては飛びやすくなった花粉に悩まされる人も増えやすくなったりします。

何事も一長一短です。自然と私たちは調和をとりながら、不調をなるべく減らして気分よく過ごす日々を少しでも増やしていくことが必要です。とくに近年では、異常気象や感染症などが頻繁に訪れるため、柔軟な行動をはじめとした環境に適応する能力が求められてきていることを感じますよね。

3月に入ると気圧の変動、気温の変動が今よりも大きく揺れ動き始めるので、今のうちに強い体づくりを始める必要があるかもしれません。ということで、今週は体質改善をしつつ花粉症の予防となる食薬習慣を紹介していきます。

体質改善と花粉症予防のための食薬習慣

劇的に寒かった最近の気候から、気圧配置が徐々に春へと移り変わりはじめ、少しずつ長かった冬に終止符を打とうとしています。このタイミングは、一年でもっとも体調不良を起こしやすく、免疫の低下による感染症などだけではなく、花粉症や生理不順、PMSなど女性ホルモンの乱れ、不眠や不安感、イライラなど自律神経の乱れを感じさせることもあります。

とくに、冬型の気圧配置から暖かさを取り戻す今の時期は、花粉が飛散しやすくなり花粉症で本格的に悩む人が増えることでしょう。これらの体調を漢方では、『肺腎陰虚』『心腎不交』『肝腎陰虚』など『腎』にまつわる不調で表すことが多いです。そのため、『腎』の働きを強化すること、それに加えバリア機能である『気』を補うことも必要です。

『腎』の働きには副腎の機能も含まれますが、副腎はストレスや全身の炎症を抑えるために必要なコルチゾールを分泌しています。そして、副腎は血糖値の調整にもかかわっています。そのため、血糖値を安定させることは間接的に『腎』を支えることになり、さらに急な血糖値の上昇を抑える行動はメンタルの安定にもつながります。そこで、今週は食べるとよい食材・メニューは、『腎』の働きを支えバリア機能のある『気』を補う【シナモンココア】です。

食薬ごはん【今週食べるとよい食材・メニュー:シナモンココア】

作り方は、砂糖など何も入っていないピュアココアを使います。ピュアココアをお湯で溶きシナモンや生姜、ブラックペッパー、オリゴ糖、はちみつ、豆乳などを加えてお楽しみください。

【ココア】

ココアには、血糖値の上昇を抑える働きや、血流を促す働きや抗酸化作用、抗菌作用があります。またリラックス作用のあるテオブロミン、ミネラル、食物繊維も豊富に含んでいます。

【シナモン】

シナモンにも血糖値の上昇を抑える働きや、血管を丈夫にして血流を促し体を温める働き、消化を促す働き、風邪対策になる抗炎症作用、抗菌作用などがあります。

いつも飲んでいる飲みものを体に良いものにしたいと考える人は多いのではないでしょうか。体のために何かをしたいと考えていても行動に移せないこともあるかもしれません。そんなときは、血糖値を安定させ、抗炎症、抗酸化作用があり、血流を促す働きのあるシナモンココアを活用し、小さな一歩から体思いの生活をスタートさせてみましょう。

花粉症辛いですよね。簡単に解消できるのは幸せです。

しんきゅう通信3月号

カテゴリー:院長スケジュール2022年02月28日(月)

しんきゅう通信 3月号 2022

しんきゅう通信3月号です

早い…もう3月です

検査で異常がないのに症状が出る?

カテゴリー:院長スケジュール2022年02月17日(木)

腰が痛い、頭が痛いのに検査しても異常がない。
「私はどこが悪いんでしょうか?」
鍼灸院ではよくある光景です。ちょっと調べてみた時の記事です。

検査で異常がないのに症状が出る?~身体がストレスを表現~ ―あなたが弱いからではありません―

「検査をしても特に大きな問題は見つからない。でも、身体に症状が出て日常生活に支障がある」―こういう場合どうすればいいですか、と相談を受けることがあります。検査で異常がないからすぐに「それは精神的な要因」としてしまうのは、問題があります。一般的な検査で異常が見つからないからといって「何もない」としてしまうのではなく、まず、きちんと考えられる疾患の可能性を検討することが必要です。それでもなお、検査で異常が見つからない場合は、ストレスによる症状の可能性が高いと言えます。
◇感情を抑え込んで痛みの症状
心理的要因で身体に症状が出るという場合は、身体症状症と呼ばれています。「身体化」という言葉がありますが、心理的な問題や苦痛を身体で表現していると言えます。こうしたことが一般に知られるようになったのは、比較的最近のことです。それまでは、症状があるのに原因が分からず、何件も病院を受診したり、検査を繰り返したりする場合もありました。
ストレスという言葉がまだ、一般的でない頃の話です。左半身の痛みがあり、何件も病院を受診し、最終的に大学病院で精密検査をして「特に問題はない」と言われた20代の女性社員がいました。痛みが治らず、いろいろと話を聞いた結果、職場の左隣の席の先輩女性からのパワハラ的態度が続いて苦痛を感じて、それを我慢していたことが要因だと分かりました。このようにつらい感情を抑え込んでいたことで身体に痛みの症状が出ることもあるのです。
◇ストレスによる症状は多彩
ストレスによる身体の症状はさまざまです。頭痛が続く、声がかれる、声が出にくい、耳鳴りやめまいなどの耳鼻咽喉科領域の症状。動悸などの循環器症状。胃の痛みや腹痛、下痢などの消化器症状。頻尿、生理不順などの他に、ストレスによる体温の上昇で不明熱が続くこともあります。また、不眠など睡眠障害の症状も多く見られます。最近のコロナ禍で、職場の勤務状況が変わりました。仕事量が増え、リモートワークによる環境の変化で、適応障害による身体症状と診断される人もいます。

◇CBRNE災害としてのストレス
2年あまりにわたるパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症。この新型コロナによるストレスを、CBRNE(chemical,biological,radiological,nuclear,high-yield explosives)災害の亜型として捉える研究者もいます。CBRNE災害とは、化学・生物・放射性物質・核・高性能爆発物による緊急事態のことを指します。自然災害より大きな社会的ストレスになる、と位置付けています。こうした状況で、不安感からパンデミック後にストレスによる身体症状が出ることを懸念する報告もあります。
◇症状が出るのは弱いからではない
身体に症状が出ると「弱いところに出る」「弱い人だ」というレッテルを貼られてしまう傾向があります。そのため、受診を控えたり、受診してストレスが関係している可能性を話しても、それを受け入れず「自分はそんなに弱くはない」と否定する人もいます。しかし、身体に症状が出るのは、弱いことではなく、身体でストレスを表現しているのです。
普段、自分の感情を抑え我慢して抑圧している傾向が強い人、つらくてもそれを表現しない人は、身体の症状が出ることがあります。また、言葉で表現しようとしてもボキャブラリーが少ない子どもは、自分の気持ちを伝えられず、身体に症状を引き起こすこともあります。
「弱音を吐いてはいけない」「つらいと言ったり、助けを求めるのはよくない」と思っている場合も注意が必要です。
◇予防はどうすれば?
1 感情を抑え込まず表現する場所をつくる
自分の気持ちを安心して話せる相手や場所の確保が大事です。人に話すことに抵抗がある場合は、気持ちを書いてみることが役に立ちます。ノートに自分の気持ちを書くと、書くことで表現できるからです。
2  身体を定期的に動かす習慣をつくる
身体を動かすことで感情を表現することもできます。特に、言葉でものを伝えるのが苦手な人や子どもは、踊る、走る、ストレッチなど身体をのびのびと動かすことで気持ちを表現することができます。
3  生活リズムを整える
朝の起床時間と就寝時間、食事時間を規則正しくして、生活リズムをキープすることで睡眠の質を保ちます。朝起きた時、窓を開け太陽の光を浴びると、それから14~16時間後に脳の松果体から睡眠を誘導するホルモンのメラトニンが分泌されます。なかなか寝付けないという悩みを持つ人は、早めに起き、朝の太陽の光を浴びて生活リズムを整えることが大事です。早く寝ようと頑張るより、まずは早く起きた方がリズムは作りやすいといえます。
4  昼間、外で太陽の光を浴びる
太陽の光に含まれるバイオレットライトは、うつ予防に効果があるという研究が報告されています。このライトはガラスで遮断されますから、昼間、外を散歩する時間をつくることも大事です。
5  相談できる場を見つけておく
友人や家族、職場の産業医・外部の専門家への電話相談など、心配事を相談できる人や場所を見つけておくことが大切です。また、そうした情報を事前に集めておくことも必要です。
◇症状が出てしまったら
症状が出て、適応障害による身体症状と診断されたら、まず、休息を取ることが必要です。その上で、ストレス要因で改善できるものがあれば、環境改善を行います。
また、我慢して抑え込んだ気持ちを表現できるようにしていくことが必要です。心療内科を受診するほか、心療内科でネットワークを組んでいる臨床心理士や公認心理師がいる場合は紹介してもらい、カウンセリングを受けたりすることも回復に役立つことが多いです。気持ちを抑え込む人は、気持ちを抑え込む心の癖がついていることがあり、こうした抑え込む癖を直しておかないと、再びストレスにより症状を起こしてしまうことがあるからです。

一つの考え方の参考になればと思っています。
相談しやすい先生に相談してみましょう。
気軽に声をかけてくださいね。

体が重い、すぐ疲れるetc.【40代&50代の“何となく不調“】を解消!ヨガで感じられる効果6つ

カテゴリー:院長スケジュール2022年02月03日(木)

疲れが取れないんだよね~という患者さんとの会話で見つけた記事です。

体が重い、すぐ疲れるetc.【40代&50代の“何となく不調“】を解消!ヨガで感じられる効果6つ

40代・50代にありがちな何となく疲れている、気分がスッキリしない、やる気がでない、体が重く感じる…こうした「何となく不調」を解消するきっかけになるヨガの効果6つをあげてみました。

体への効果
◆姿勢の改善
ヨガのポーズでは背中が丸まったり腰が反れるといった崩れた姿勢のままでは心地よくポーズがとれません。そのため、尾骨から頭頂まで背骨が自然なS字カーブを描けているか、目線はどこを向いているか、肩に力が入っていないかなど体の各パーツに丁寧に意識を向けていきます。これによって姿勢が徐々に改善されていき、ヨガをしていない時でも自分の姿勢を意識できるようになってきます。

◆筋力の衰えを防ぐ
ヨガでは四つ這いになったり体をねじったりなど、普段の生活ではあまりしないような動きをするので日頃あまり使っていない筋肉を働かせる機会になります。体幹を強化したりひとつのポーズで全身を使ったりなど、筋力の衰えを防ぐことができ、筋肉量と比例する基礎代謝量(何もしていなくても消費されるエネルギー)の維持も期待できます。

◆血流アップ
全身を動かすだけでも血流は改善されますが、ヨガでは足を心臓より高い位置に上げたり、第二の心臓ともよばれるふくらはぎを刺激するポーズがあります。こうしたポーズによって血流がよりアップして冷えやむくみが改善される効果も期待できます。
心への効果

◆ストレス解消、気持ちを前向きに
ヨガでは激しい動きをしなくても縮んだ部分が伸びたり、体の余計な力が抜けた感じを味わえます。それまで何となくスッキリしなかった気分がヨガの後では穏やかに、前向きになっていきます。短い時間、少ない動き、やさしいポーズでも十分にその効果を得られます。

◆心の落ち着け方を知る
ヨガで大切なことはポーズの形をつくることではなく常に心地の良い呼吸ができること。ポーズをとっている最中に呼吸が浅くなる、早くなる、無意識のうちに止めてしまうなどはよくあることですが、できるだけ一定間隔のゆったりとした呼吸をするようにコントロールしていきます。これによって呼吸だけでなく心も穏やかになって落ち着いてきます。ヨガで呼吸を意識できるようになれば、日常生活で少しイライラした時でも呼吸に意識を向けることを思い出して気持ちを整えられるようになります。

◆心身のちょっとした変化に気づくことができる
同じポーズを練習していると前回と比べて体の動き具合や呼吸の深さが違ったり、今日は何となく体が重いといった、普段気にとめないようなちょっとした違いを感じられるようになります。特に変わりはない、調子が悪いところはないと思っていても、実際には私たちの心身の状態は日々変化しています。自分が思っていた以上に実は疲れていたことに気づくこともあるかもしれません。自分の今の状態を知り、小さな変化に気づくことは大きな不調を防ぐきっかけにもなります。

心の不調は体に、体の不調は心に影響します。ここにあげたものは一例ですが、ヨガのこうした効果で心身両方からアプローチをして心身の調子を整えていき、変化を感じてみてください

この記事ではヨガを通しての改善のアプローチをしていますが姿勢や動きを気にして伸ばすことや運動をすることの参考に考えていただければ良いと思います。

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