院長ブログ

万が一の時にとるべき行動とは? 急性アルコール中毒の正しい対処法

カテゴリー:院長スケジュール2023年03月24日(金)

今年は花見ができるか?という患者さんとの会話で見つけた記事です。

万が一の時にとるべき行動とは? 急性アルコール中毒の正しい対処法
新旧年度の変わり目が迫って歓送迎会の機会が増える時期になりました。さらに今年は新型コロナ感染症のまん延がようやく収まりつつあり、花見などの宴会も盛んに行われる可能性も高まっています。長かった「自粛」の時を経て、久しぶりに酒を飲みながら同僚や友人と語り合えることを楽しみにしている人も多いと思いますが、酒は急性アルコール中毒の危険性を秘めた飲み物です。急性アルコール中毒は「飲み過ぎ」が原因といわれていますが、ほんとうに理由はそれだけなのか。そして万が一、自分や周囲の人が症状を引き起こしてしまったらどのような対処法をとればいいのかなどについて先生に教えて頂きました。

急性アルコール中毒はなぜ危険!?
そもそも急性アルコール中毒とはどんな原因で、どんな症状が生じることをいうのでしょうか。
「まず、『酒酔い』とは酒に含まれているアルコール成分が血液に溶けて脳まで運ばれ、脳に作用することで起きます。急性アルコール中毒とは、短い時間に多量の酒を飲むことで血中アルコール濃度が急上昇し、脳に悪影響を与える症状をいいます。
血中アルコール濃度がまだ低いときは『ほろ酔い』といって陽気になったり顔が赤くなったりする程度ですが、濃度の高まりとともに『酩酊(めいてい)』になり、呼吸が速くなったり吐き気やおう吐がおきたりします。このとき、脳では網様体(もうようたい)と呼ばれる部分にとどまっていた、まひが小脳まで広がっています。
さらに『泥酔(でいすい)』へ進むとまともに立てない、意識がはっきりしない、言語がめちゃくちゃになるなどの症状が現れます。脳内ではまひが記憶の中枢を司る海馬(かいば)まで広がっていて、今やっていることや起きていることを記録できなくなる、ブラックアウト状態にまで陥ってしまっています。
最悪ともいえる『昏睡(こんすい)』に至ると意識が失われ、呼吸回数が減ったりするようになります。この状態だと脳のまひはすでに全体に広がっていて、呼吸中枢まで冒され、死に至ることもあるのです。
『イッキ飲み』が危険とされるのは、ほろ酔いから昏睡までの時間が短くなる可能性が高まるからです」
意識を失って汚物がのどに詰まり、死に至るケースもあるそうです。また、ふらついて転倒したり車などにひかれるなどのリスクも生じるため、飲酒時は急性アルコール中毒以外にも注意が必要です。

特に注意すべきはどんな人?
急性アルコール中毒になりやすい体質のようなものはあるのでしょうか。
「酒を飲むと顔が赤くなるタイプの人は『赤型体質(あかがたたいしつ)』といって、アルコールの分解が遅いのです。そのためアルコールの血中濃度が下がりにくく、急性アルコール中毒のリスクが高いといえるでしょう。

また、一般的に女性と若年層、高齢者もアルコールの分解が遅いとされています。とくに若年層は酒を飲みなれていないので、自分の『限界』がわからず、アルコールに対する耐性も弱いため、急性アルコール中毒になりやすいといえるでしょう」

急性アルコール中毒を防ぐための5つのポイント

急性アルコール中毒を防ぐには、どのような方法がありますか。

「次の5つのポイントが挙げられます。

(1)お酒を飲むときには自分の適量、その日の体調を把握する
とくに風邪薬や花粉症の薬などを服用している場合は、アルコールを控えるようにしましょう。どうしても酒席に参加する必要があるときなどは、事前に医師に相談してください。

(2)「イッキ飲み」はせず、無理強いもしない・させない
先にも述べましたが、短時間に多量のお酒を飲むと血中アルコール濃度が急上昇するため、急性アルコール中毒の危険性も高まります。相手に飲酒を強要してもいけません。

(3)酒が飲めない体質の人は事前に周囲の人へ伝えておく
そうすることで、もし無理強いしようとする人がいても他の人がたしなめてくれやすくなります。

(4)空腹のままお酒は飲まない、飲むときは食べ物も一緒に
食べ物が胃を守ってアルコールの吸収を緩やかにしてくれます。

(5)アルコール度数が高いお酒は水や炭酸水などと併せて飲む
アルコール度数の高い酒は胃への刺激が強いため、大量に飲むのと同じように血中アルコール濃度が急上昇してしまいます。アルコール度数が高いお酒を飲むときは水割りにしたり、水や炭酸水などのアルコールを含まない飲料と交互に飲んだりするようにしてください。

特に大切なのは相手に酒の無理強いをしないことです。お酒に強い体質かどうかは、体内に入ったアルコールを分解する肝臓の酵素の働きで決まります。お酒を少し飲んだだけで顔が赤くなる方は、アルコールを分解する酵素の働きが弱く、酔いやすい体質です。

この体質は遺伝的なものなので、飲酒の経験を積んだからといって簡単に変わることはありません。人によっては、ほんのひと口のお酒でも重症化することがあります」

急性アルコール中毒になった人への正しい対処法

もしも周囲の人が急性アルコール中毒の症状を示したら、どのように対処すればいいでしょうか。

「次に挙げる症状が見られたらすぐに119番通報して救急車を呼んでください。

意識がなくゆすっても呼びかけても反応しない/全身が冷えきっている/呼吸がおかしい/大量の血や食べ物を吐いた/倒れて口から泡を吹いている

『酔いつぶれた』状態の人がネクタイやベルトをしている場合は外し、衣服をゆるめて楽にしてやります。そのうえで一人にしないで誰かが必ず付き添ってください。さらに呼吸をしているか、脈があるかを時々確認してください。

意識を失った場合にあお向けに寝かせていると、おう吐した食べ物で窒息する可能性があるので、顔を横に向けて寝かせてください。これを『回復体位』といいます。長時間回復体位をとらせるときには、下になった側が血液の循環が悪くなるので、30分ごとをめどに反対向きの回復体位にしてください。

おう吐しているときは抱き起こさずに横向きのままで。吐いたものはよく拭き取ります。自分で吐けない場合は無理に吐かせないようにしてください。

急性アルコール中毒になると体温が下がりますので、上衣や毛布などをかけて保温してください。意識がある場合は水分補給と血中アルコール濃度を下げるのに有効ですので、水やお茶、スポーツドリンクなどを飲ませてください」

急性アルコール中毒は病気と違って、自分や周囲の心がけ次第で回避できる症状です。
この春は歓送迎会や花見が3年ぶりという人も多いでしょう。せっかくの酒席を楽しいものにするために、「5つのポイント」をしっかり守るようにしましょう。

なんでもそうですが「…過ぎ」は止めた方が良いですよね。
鍼灸治療をした後は悪酔いしないと患者さんが言ってました。
本当は鍼灸治療をした日はお家でゆっくりされた方が良いと思っていますが楽しいならそれも良しですよね。

トラブルの原因にも…「いびき」をかくのはなぜ? 対処法は? 医師に聞く

カテゴリー:院長スケジュール2023年03月16日(木)

イビキの話を患者さんとしていた時に見つけた記事です。

トラブルの原因にも…「いびき」をかくのはなぜ? 対処法は? 医師に聞く

いびきをかくのはなぜ?

家族から「いびきがうるさい」と言われ、ショックを受けたことはないでしょうか。いびきがひどいと、周囲の人の眠りを妨げてしまうため、トラブルに発展するケースもあるようです。

【ひと目で分かる】いびきをかく主な原因

そもそも、なぜ睡眠中にいびきをかくのでしょうか。もしいびきがひどい場合、どのように対処すればよいのでしょうか。「大阪本町メディカルクリニック」医師に聞きました。

肥満、鼻詰まりなどが原因
Q.そもそも、寝ているときにいびきをかく原因について、教えてください。
「いびきは、空気が睡眠中に狭くなった気道を通るときに生じる振動音です。健康な人でもあお向けに寝ると、喉の奥にある軟口蓋や口蓋垂(のどちんこ)、舌根などが重力で沈み込みます。また、入眠すると筋肉の活動が低下するため、さらに上気道(気道のうち、鼻腔(びくう)、副鼻腔、咽頭、喉頭までを指す)が狭くなり、いびきが起きやすくなります。
気道が完全にふさがれると、呼吸をすることができなくなり『無呼吸』の状態が発生します。いびきがひどい場合、いわゆる『睡眠時無呼吸症候群』の可能性があります」

Q.では、いびきがひどい場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
「家族からいびきを指摘されることが増えていたり、自分のいびきで目が覚めたりするような場合、まずは次の6つの項目に該当するかを確認してください」

(1)肥満
先述のように、いびきは気道が狭められることによって生じますが、肥満によって首回りの脂肪が増えると、結果的にいびきにつながります。健康診断などで肥満を指摘されていたり、体重の増加が続いていたりする場合は要注意です。また、甲状腺疾患などが理由で首回りが太い場合も、いびきが発生することがあります。
(2)鼻詰まり
花粉症などで鼻が詰まっていると鼻呼吸がしにくくなるため、口呼吸が増えてしまいます。口呼吸をすると、顎の関節のメカニズムから、気道が狭くなります。その結果、鼻呼吸よりも気道を狭くさせることが多く、寝ている間にいびきが発生しやすくなります。
(3)就寝前の飲酒
アルコールは筋弛緩(しかん)作用があるため、体の筋肉が緩みやすくなります。大量にお酒を飲んだ後、足に力が入らなかったり足元がふらついたりした経験があると思います。飲酒後に寝ると、喉周辺の筋肉が緩み、舌が喉近くまで落ちることで、気道を狭くしてしまうため、いびきが発生します。
(4)扁桃(へんとう)腺肥大
『扁桃』は、喉の奥から顎にかけて広がるリンパ組織の総称です。扁桃腺は、通常時は気道に影響しない程度の大きさですが、風邪をひいたり病原体が侵入したりすると、腫れ上がることがあります。
(5)加齢
40歳以降になると体全体の筋肉が衰え始め、しわやたるみが生じます。加齢によって喉回りの筋力が低下すると、筋肉組織や脂肪組織を支えられなくなり、気道をふさぐのでいびきが発生します。
(6)顎の大きさ
日本人は、一般的に欧米人よりも顎や口が小さいといわれています。また近年、柔らかい食べ物が増えたことで、骨格を形成する成長期にかむ習慣が少なくなり、顎関節の形成が衰えていると指摘されています。その結果、睡眠時に舌が気道へと落ち込みやすく、いびきの原因となります。

Q.いびきをかくことで、睡眠の質にどのような影響があるのでしょうか。また、日常生活にどのような支障が出る可能性があるのでしょうか。
「いびきをかくと呼吸が乱れるので、睡眠中に覚醒(目が覚める状態)が誘発されることがあります。『怖い夢を見て目を覚ました』など、記憶に残る覚醒であれば自分で分かることがありますが、実は記憶に残らない覚醒が度々起きている人もいて、熟睡を妨げる原因となります。
いびきが大きい人は日中に眠気を引き起こすことがあり、居眠り運転などの重大な事故の原因となります。また、高血圧や心血管疾患などの重大な病気にもつながるケースが報告されており、注意が必要です」

Q.いびきをかかないための対策について、教えてください。いびきがひどい場合、医療機関を受診した方がよいのでしょうか。
「鼻詰まりがある場合、耳鼻科で治療を受けてください。鼻中隔湾曲症(鼻の左右の穴の間にある鼻中隔が曲がった状態)やアレルギー性鼻炎(花粉症など)のほか、慢性副鼻腔炎といった疾患がいびきの原因になるので、治療によりいびきの改善も期待できます。
睡眠中に『大きないびきをかく』『無呼吸になることがある』といった場合、睡眠の質が低下している可能性があるため、睡眠外来などを受診しましょう。特に『日中に強い眠気がある』『集中力が低下している』『寝ても疲れが取れない』などの症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられるので、なるべく早めに受診してください。他には、次のような4つの項目も、いびきの対策に有効です」

(1)ダイエット
運動で首、喉周辺についた脂肪を減少させましょう。
(2)寝具の見直し、寝姿勢の工夫
自分に合った枕を選び、意識してできる範囲で横向きで寝ましょう。
(3)就寝前にお酒を飲まない
寝る前のお酒や深酒は控えましょう。
(4)禁煙
タバコを吸うと気道に炎症が生じるため、いびきの原因となります。

日中に眠気がひどい場合、日常生活に大きな支障が出るので、医療機関を受診した方がよさそうです。

花粉症で鼻呼吸が出来なくてイビキをかいてます。
ダイエットかな~?

しんきゅう通信3月号

カテゴリー:院長スケジュール2023年03月01日(水)

しんきゅう通信 3月号 2023

しんきゅう通信3月号です

3月です 花粉がすごいです

帰宅後“すぐ”の手洗いで、家庭内のウイルス量が大幅減!? 手洗いのタイミングに注意

カテゴリー:院長スケジュール2023年02月16日(木)

コロナが少し落ち着てインフルエンザに気を取られている時に患者さんとの会話から見つけた記事です。前回の記事と続けての手洗いの記事ですがマスクを外すという方針が出されたことを考えてもとても重要だと思っています。

帰宅後“すぐ”の手洗いで、家庭内のウイルス量が大幅減!? 手洗いのタイミングに注意

新型コロナウイルス流行の懸念だけでなく、最近はインフルエンザの患者数も一気に増え始めています。感染を防ぐために欠かせない「手洗い」ですが、うっかりが原因でウイルスを家中に広めてしまっているかもしれません。
帰宅後「早めの手洗い」が大切!

帰宅後の手洗いは、感染対策のためにも欠かせません。ただ、「外から持ち込まれるウイルスを家庭内に広めないためには、手洗いのタイミングにも注意したい」と忠告します。

「『帰宅後、手を洗う』という方は多いのですが、一般家庭を対象に帰宅後の実際の行動を観察したモニタリング調査から、手洗い前に様々な場所を触っていることがわかったのです。

例えば、帰宅後、手洗い前にソファーに横たわったり、キッチンのカウンターに触ったりするなどです。家庭によっては、手洗い前にテレビやエアコンのリモコンを操作したり、キッチンで食材を冷蔵庫にしまうということがあるかもしれませんね」

確かに、心当たりのあることばかりです。

「そこで、帰宅時に一定量のウイルスが手についていたと仮定して、帰宅後『早めに手洗いをした時』と『手を洗わなかった時』で、30分間にウイルスがどの程度家庭内に広がるのかをAIでシミュレーションしてみました。

その結果、『早めに手洗いをした時』は、『手を洗わなかった時』に比べて、家庭内のウイルス量が3割以下に抑えられることがわかったのです」

「ウイルスの広がりのシミュレーションからは、ウイルス量の違いだけでなく、キッチンやリビング、洋室、寝室、トイレなど、家中にウイルスが付着してしまうこともわかりました。そこに他の家族が触れてしまう可能性があるわけです。帰宅後はまっすぐに洗面所に行き、手洗いを行うことが大切です。

また、AIによるシミュレーションで、帰宅後『玄関で手指消毒をしたあと、早めの手洗いをした時』も調べたところ、ウイルス量が約1割まで抑えられることがわかりました。

『早めに手洗いをした時』と比べても、ウイルスが付着している場所も少ない結果となりました。ウイルスの広がりを抑えたいなら、玄関での手指消毒をプラスするとさらに良いでしょう」
帰宅時以外に手を洗っておきたいタイミングは?

帰宅時以外にも、手を洗った方がいいタイミングがあるといいます。

「外出先でドアノブ、つり革、手すりや遊具などの共有物に触った後や、咳・くしゃみをした後は、手を洗っておきたいタイミングです。また、家の中も意外に汚れていることは多いものです。食事や調理の前後、ペットに触った後などは手を洗いましょう」
正しい手洗い方法

感染対策のためには、タイミングだけではなくきちんと洗うことも大切です。

「洗い残しができないよう、指輪や時計は外します。まず、流水でざっと汚れを落としたら、石けんやハンドソープを手に取って泡立てます。

手のひらと甲をしっかりこすり、指の間は手を組むように、親指は、反対の手でにぎってねじるようにして洗います。指先や爪の間は、手のひらの上でこするようにして洗いましょう。

そして、手首は反対の手でねじるように洗います。その後、流水で石けんとハンドソープと汚れを十分に洗い流し、清潔なタオルで拭きましょう」

よくみれば日常生活のなかで、手は驚くほど様々なものに触れています。正しい手洗い習慣を心がけることが大切です。

なかなか上手に手洗いできないです。今は消毒がどこに行っても置いてあります。マメに手の消毒を継続していけば感染するリスクは減りますよね。

手洗いで洗い残しが多い3ヵ所とは? 残念な手洗いをしていませんか

カテゴリー:院長スケジュール2023年02月09日(木)

コロナは何となく勢いが落ちてきましたがインフルエンザは勢いを増しているみたいです。となると重要なのは手の消毒、手洗いです。

手洗いで洗い残しが多い3ヵ所とは? 残念な手洗いをしていませんか

寒さで少しおざなりになりがちな手洗いですが、洗い残しの多い意外な部位があるといいます。感染症対策に欠かせない手洗いについて、改めて考えてみましょう。
注意しているはずが洗い残し!?

今冬は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が問題となっています。強い寒さは緩んできますが、感染症対策を怠ることはできません。感染予防に欠かせない手洗い習慣ですが、正しく洗えているでしょうか。

「実は手洗いでは洗い残しが多い部位があります。しかも、多くの人が『意識して洗っている』と答えている部位でも洗えていないことがあります」といいます。

「コロナ対策などの影響で、手洗いへの意識は高まりました。ライオンの行った調査でも、約7割の人が、『手洗いを以前よりていねいに行うようになった』と答えています。ただ、意識と行動の間にギャップがあるのです」

調査によると、「意識して洗っている部分」は、「指の間」(74%)、「手のひら」(71%)、「指先」(59%)が高い結果となりました。ところが、実際はどのように手を洗っているのか調べる「手洗い行動の観察」を行ったところ、きちんと洗えていないことを示す結果が出たのです。

「『手洗い行動の観察』は、子ども(4〜7歳)と大人の女性(30〜50代)で、帰宅後の手洗い行動を複数回動画で撮影してもらい、ハンドソープや石けんをつけて洗っている『手洗い時間』と『毎回洗っている部位』を観察したものです。

その結果、『手のひら』や『手の甲』は毎回洗っていることが多かったのですが、『指先』『手首』『指の間』の部位は少ないことがわかったのです。手洗いに対する『意識』と『実際の行動』にギャップがあることが示され、とても驚きました」

「指先」「手首」「指の間」の部位は、洗い残しが多いということになります。

「手首は、デスクワーク時などに意外と汚れやすい部位です。

また、手を洗っている時間は、子どもで11秒、大人で12秒。平均11~12秒でした。正しい方法で手洗いをすると約30秒はかかります」

確かに、ササっと洗ってしまっていることがあるかもしれません。洗って清潔になっているつもりが、洗い残しがあるのでは細菌やウイルスが心配です。
正しい手洗いの方法

改めて、正しい手の洗い方を教えていただきましょう。

【正しい洗い方】
(1)指輪や時計は外す
洗い残しの原因となりやすいので、指輪などのアクセサリーや時計は外しましょう

(2)流水で汚れを落とす
水やぬるま湯で手についた汚れをざっと落とします

(3)石けんを泡立てる
石けんやハンドソープを手に取り、手のひらで泡立てます

(4)手のひらと甲、指の間を洗う
手のひらと甲をしっかりこすります。指の間は手を組むように、親指は反対の手でにぎってねじるようにしてこすります

(5)指先と手首を洗う
指先や爪の間は手のひらの上で指先をこするように洗う。手首は反対の手でねじるようにこすります

(6)流水で泡を落とす
流水で石けんやハンドソープと汚れを十分に洗い流します。

「汚れの残りやすい『指の間』『指先』『手首』を意識することを忘れないでください。洗い終わったら、清潔なタオル等で水分をふきます」

冬は、水の冷たさや長袖の服が邪魔などの理由で、気づかぬうちに手洗いが雑になっていることがあるかもしれません。感染予防ためにも、正しく洗う習慣を身につけましょう。

コロナは換気 インフルエンザは手洗い、手の消毒が重要だと思っています。

しんきゅう通信 2月号

カテゴリー:院長スケジュール2023年02月03日(金)

しんきゅう通信 2月号 2023

しんきゅう通信2月号です

今日は節分です

寒い日に知っておきたい、足の冷えを改善する3つのツボ

カテゴリー:院長スケジュール2023年01月26日(木)

寒いし…電気代も高くて…という患者さんと話をしていて見つけた記事です。

寒い日に知っておきたい、足の冷えを改善する3つのツボ

日本列島に流れ込んでいる寒波により、厳しい寒さが続いています。そこでこの時期に気になる足の冷えもいっそう増してきます。足の冷えを改善するツボを教えていただきましょう。
足の冷えを我慢しない
季節を問わず、足の冷えに悩む人は少なくありません。しかも足の冷えの影響は、全身に及ぶというのです。
「昔から『頭寒足熱』という言葉があるように、足は温かいほうがよいとされてきました。足が冷えるのは逆の状態で、頭がのぼせて頭痛を招いたり、ぼーっとするなど体調不良の原因にもなります。
さらに、足の冷えは、経絡(けいらく)という鍼灸(しんきゅう)で使うエネルギーの通り道にも悪影響があり、ふくらはぎがつったり、背中の冷え、かぜの原因にもなります」

冬だから冷えてもしょうがない、とあきらめてしまうものではないようです。
「足の冷え対策の鍵は、足の血流改善と熱産生能力の改善、そして足を湿らせないようにしておくことになります。足の血流改善と熱産生能力の改善によいツボを紹介します」
足の血流を改善するツボ
「血液は全身を巡ることで、体に温もりを与える重要な要素の一つです。血液が足にもしっかり行き渡ることが大事です。ツボは指先でじんわりと10秒ほど押し、少し休んで数回繰り返しましょう」

八風(はちふう)
「足の指のそれぞれの股の位置にあるツボで、両足合わせて8ヵ所あります。
足の指の股は、靴を履いていると圧迫されるため、血流が悪くなりやすいのです。慢性的に長時間圧迫されるため、帰宅して靴を脱いだくらいではなかなか緩みません。左右の八風を押して緩め、指先への血流を改善していきましょう。
あるいは足指の間に挟んで指を広げるグッズを使うのも、血流改善効果が期待できます」

三陰交(さんいんこう)
「内くるぶしの中心から指4本分上の位置にあるツボです。ここは、肝経(かんけい)、脾経(ひけい)、腎経(じんけい)の3つの経絡が交差しています。肝経は肝臓につながり、全身に血液を分配する機能があることから、血流の改善に役立ちます。
脾経は脾臓につながり、血液の材料になる飲食物を消化吸収し、体に必要な物質に変換する力に関係することから、血液に温もりを加える作用があります。腎臓につながる腎経は、血液と一緒に全身に流れる精気を護っており、元気な血液を作る力があります。
三陰交は、これらを同時に刺激することができ、とても重宝するツボなのです。足の冷えに即効性がありますが、全身の冷えにも効果が期待できます」

熱生産能力を改善するツボ

関元(かんげん)
「おへその指4本分下の位置にあります。
お腹が冷えると足も冷えてくることが多いと思いますが、東洋医学では関元があるエリアから湧き出る精気の力が衰えるから、ということになります。ツボの刺激だけでなく、このエリアをカイロで温めたり、腹巻きで保護するのもお勧めです」

※低温やけどを防ぐため、シャツや服の上から使用しましょう

ツボ以外にも、気をつけたいことがあるといいます。
「足に冷えのある人は、足が湿っていることが多いものです。家に帰ったら靴下を脱ぐ、お風呂上がりはきちんと水分をふき、ドライヤーで乾かすなどをするといいでしょう。

また、古い医学書に『悲しみがあるとしもやけができる』という記述があります。悲しみがあると“肺”がダメージを受けて、体全身にエネルギーを巡らせる力が弱まってしまうということです。また、東洋医学では、悲しみで気が結ぼれてしまい、体を縮こまらせると考えますが、これも足先の血流が下がるメカニズムです。

寒さが身に染みて、心の悲しみにまでなってしまわないよう、温かい食事をとって、部屋は十分暖めておきましょう。ストレスも冷えを助長するので、溜めこまないようにしておきたいものです」
足の冷えは辛いだけでなく、体に大きな影響を及ぼすものなのですね。温かくして適切なケアをすることで、冷えを防いで過ごしましょう。

本当に寒いですよね 電気代も上がって節約していても生活は厳しくなっています ツボを使っての節約は身体も健康になって良いですね

就寝前にやりがち? 睡眠の質低下につながる誤った冷え対策とは

カテゴリー:院長スケジュール2023年01月12日(木)

時間はしっかりとってるつもりだけど寝た気がしない…という患者さんとの会話で見つけた記事です。

就寝前にやりがち? 睡眠の質低下につながる誤った冷え対策とは

朝すっきり目覚められない、暖房のきいた場所にいると眠気が襲ってくる、それは睡眠の質が悪くなっているのかもしれません。靴下をはいたり湯たんぽを使うといった、冬の就寝時に行いがちなNG習慣について解説します。
“暖かくして眠る“の誤り!?

冬の朝は暖かい布団の中が心地よく、なかなか離れ難いもの。しかし、「寝覚めが悪いようなら、そもそも質のよい睡眠が取れていないかもしれません」と忠告します。「冬は誤った寒さ対策で、睡眠の邪魔をしてしまっていることがあるからです」

冬にしてしまいがちな4つのNG習慣について、教えていただきましょう。
(1)就寝時に靴下をはく

足の冷えがひどくて眠れない、と悩む人は少なくありません。

「冷え対策として靴下を履くことがあるようですが、睡眠時にはおすすめできません。特によくないのが5本指靴下です。

ポイントになるのは体温です。人は手足の『皮膚温度』が高くなり、内臓などの『深部体温』が下がることで眠くなるようになっています。四肢から熱を放出することで深部温度を下げて、眠りに入る仕組みなのです。

従って、靴下を履いていると熱の放出がうまくできず、寝付きが悪くなってしまいます。5本指靴下も指に熱がこもってしまいます。足の冷えがつらいのなら、足首を冷やさないレッグウォーマーを使いましょう」

(2)就寝前の熱いお風呂

1日の疲れを癒やし、リラックスするのに役立つと思われる入浴ですが、温度によっては入眠の邪魔をしてしまいます。

「入浴がスムーズな入眠に役立つのは、一度体温を上げて、それが下がることによって“眠気”を感じるようになるからです。ただし、高めの湯温で入浴すると、交感神経が活発になり、体が“目覚め”てしまいます。

入浴は、就寝の1〜2時間前に39〜40℃程度のぬるめの湯で10〜15分程度が効果的。その後はのんびり過ごすことで、入浴により1℃程度上がった深部体温がゆるやかに下がってよく眠れます」

(3)就寝中の電気毛布や湯たんぽ

寒い夜の強い味方といえば電気毛布と湯たんぽですが、意外にも睡眠の邪魔になってしまうといいます。

「電気毛布や湯たんぽは温かくて気持ちよいのですが、熱源となることで体温調節の邪魔となってしまいます。

しかし、布団に入ったときにヒヤっと冷たくて目が冴えてしまったり、寒すぎるのも考えものです。あらかじめ電気毛布や湯たんぽを布団に入れて温めておき、就寝時には布団の外に出したりスイッチを切るようにしましょう」

(4)就寝時に厚着

寒いからといって厚着して寝るのも、睡眠の妨げとなってしまうといいます。

「フリースなどで厚着すると、寝返りを打ちづらくなるのが問題です。人は、一晩に20〜30回ほど寝返りをするものです。寝返りをすることで、血液や体液の循環を促し、特定の部位にばかり重みがかかって骨や筋肉の負担となるのを防いでいるのです。また、寝返りは寝床のなかの温度調節にも役立っています。

寒ければ寝具などで調整して、寝返りしやすい状態をつくるためにも就寝時にはパジャマとして売られているものを着用すると良いでしょう。

また、厚着だけでなく、重めの掛けふとんや、柔らかすぎる敷きふとん、高さの合わない枕などもよくないので注意が必要です。寒いからと毛布など何枚も重ねるよりも、軽く保温性の高い羽根布団などのほうがよく眠れます」

寒い冬ですが、免疫力を上げるためにも睡眠は大切です。ぐっすり眠れる環境を整え、健やかに過ごしましょう。

質の良い睡眠は難しいです。いろいろ考えたり対策してもなかなか改善しないですよね。でも鍼灸治療した日はゆっくり寝られたという患者さんの声は多いです。

しんきゅう通信 1月号

カテゴリー:院長スケジュール2023年01月04日(水)

しんきゅう通信 1月号 2023

あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします

年末年始のお休み

カテゴリー:院長スケジュール2022年12月23日(金)

今年も大変お世話になりました。

 

12月29日(木)

   30日(金)

   31日(土)

1月1日(日)

  2日(月)

  3日(火)

 

年始は1月4日(水)より通常診療いたします。

鍼灸治療の事なら名古屋栄にある順風堂にお任せ下さい。