院長ブログ

順風堂 鍼灸講座2 何で鍼灸で治るの?

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月27日(月)

鍼灸で何で治るか?
気・血・水を調整して治す。と言われています。
ちょっと説明してみます。教科書には
気とは?
気とは、人間の生命を維持する為に必要な、人間の体から発するエネルギーです。世に言う元気とほぼ同様のものです。
「気」は、体全体に流れていて、すべての生命力、活動力の原動となっており、また各器官の先頭に立って引っ張っていく先陣としての役目もしています。

血とは?
血とは、人の生命を維持する為に必要な体のエネルギー、栄養、燃料になるものです。 現代の医学(西洋医学)の血液と似た観点です。飲食物から栄養が作られ、気の作用により血管から全身に渡って循環して全身の組織を支えています。

水(津液)とは?
水(津液)とは、人体の生命を維持する為に必要なもので、体の乾きを潤し、 関節の動きをスムーズにする働きをします。
東洋医学上は、人体の分泌物をまとめて津液と呼んでいます。 体から出る全ての液体。簡単に言えば水分です。

この気・血・水のバランスが崩れているのが病気と言う状態であり、症状が出ていなくても病気とするんです。
ですから例えば腰が痛くても病院で検査しても異常は無い。でも痛いと言うように病院で検査上、異常が無くても身体に症状が出ている人の治療が成り立ちます。逆に未病といって未だ病にならざる病気も治療することができます。予防と言うことですね。健康で元気な方も病気や痛みなどで苦しんでいる方も鍼灸治療には効果があると言うことです。

GWです。乗り物酔いに効果のあるツボ。

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月23日(木)

《もうすぐゴールデン・ウィーク。旅行に出かける方も多いことでしょう。ただ、なかには「道中の乗り物酔いが不安」という人もいるのでは? 医師に取材した「乗り物酔いにならない対策」をご紹介しましょう。
●乗り物酔いのメカニズム
乗り物酔いに関わっているのは 平衡感覚を司る「前庭小脳」という脳の部位。ここは体の傾きを感知する内耳、目、自律神経から届く情報を整理して大脳に伝える役目を果たしているところ。この情報整理がうまくできないと大脳が混乱してめまいや吐き気などを引き起こす。つまり、前庭小脳に入る情報を整理すれば、乗り物酔いを防ぎやすくなる。ちなみに、前庭小脳は非常に敏感なため、乗り物など外部の影響で視野が揺れたり、体の傾きが極端に変わったりすると、情報の整理がうまくできなくなるという。
●乗り物酔いを防ぐ5つのコツ
1)あごを引く(内耳にあるバランスセンサーが、揺れを感じにくくなる)
2)近くを見ないで遠くをぼんやりと見る(視野が揺れない)
3)十分な睡眠をとっておく(自律神経を安定させる)
4)空腹や満腹の状態を避ける(自律神経を安定させる)
5)シュガーレスガムを噛んだりしょうが汁を飲んだりする(自律神経を安定させる)

もちろん乗車前に酔い止め薬を飲むのも効果的だが、ほかに“意識をコントロール”するのもポイント。「乗り物に酔うかもしれない」と心配しすぎていると、大脳が過敏に反応して余計に酔いやすくなるからだ。乗り物酔いしそうであれば、おしゃべりをしたり音楽を聴いたりして、なるべくリラックスするのがお薦め。
また、少々意外だが、大人なら乗り物に乗る30分ほど前に適量の飲酒をするのも有効だ。ビールならコップ1杯、日本酒ならおちょこ1杯くらいなら、リラックス効果で乗り物酔い対策になるという。
なお、これらの対策をやってみても乗り物酔いが起きる人は、バランス感覚を鍛えるリハビリ体操や投薬治療を試みるのも手だそう。耳鼻科のめまい外来など医療機関に相談してみると良いだろう。
せっかくのお出かけは、移動中も快適に過ごしたいもの。乗り物酔いが不安な人は、まず手軽にできる方法から試してみては?》という記事を見つけました。

乗り物酔いはせっかくの旅行や出先での楽しい気分を壊してしまいます。

最近、テレビなどで気象病、」お天気病などと言われる気候や気温、気圧の変化などで症状が悪化したり、気分が憂鬱になる病気を紹介しているときに有効なのが”乗り物酔いの薬””酔い止め”ということでした。雨の降る前などに体のどこかに痛みや不調を感じることは良く聞きます。この症状に対して乗り物酔いの薬が良く効くということです。

鍼灸にも手首から肘に向かって3~4cmぐらいのところに手の甲側に「外関」手のひら側に「内関」というツボがあり乗り物酔いに効果があると言われています。気象病にも効果ありってことですね。

風邪にも鍼灸効果あり

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月20日(月)

暖かくなってはきましたが、なかなか気候が安定しない季節の変わり目です。日中は暖かくなってきたからといって、うっかり薄着で街へ出かけたりすると、夕方からは寒くなってしまうなど着る服も考えてしまいます。風邪気味なのか?花粉症なのか?体調不良の状態で活動を続け、それは風邪ですっかり風邪をこじらせてしまってから、「早めに薬を飲んでおけばよかった」と後悔するのはよくある話です。

風邪というのは早めの対策が大切だとよく耳にします。、やはりひき始めの方が治療しやすいのでしょうか?

「たしかに、風邪の対処は早いに越したことはありません。ただし、早めに医師にかかり、処方された薬を飲めば風邪が早く治るというのは、大きな誤解です。そもそも風邪薬というのは、風邪の根本的な治療に寄与するものではなく、症状を部分的にストップするためのものに過ぎないんです。たとえば鼻水を抑えたり、咳を抑えたりするものであり、風邪を治すことにはつながりません」というお医者さんもいます。

では、どのように対処すれば?

「風邪症候群の原因は9割方、ウイルス感染によるもの。体内でウイルスが増殖することによって風邪の症状を進行させるので、ウイルスが少ないうちに撃退すれば、風邪の悪化を防ぐことができるわけです。そして、ウイルスの撃退に有効なのは薬ではなく、自身の免疫力です。つまり、免疫力を上げるために、栄養や水分を十分に確保し、温かくして眠ることが一番の対処といえます」というお医者さんもいます。

風邪の診断は難しいと思います。自分で風邪だと思っていたことから大きな病気への引き金になることもあります。
普段からの健康管理、体調管理が重要です。
順風堂治療院には風邪を引いたら来る患者さんが何人かいます。風邪を引いて薬を飲むより鍼灸治療のほうが早く楽になると言う理由からです。鍼灸治療は”痛い”と言う症状だけでなく風邪などにも効果があります。こんな症状はどうかな?と思われた時、一度連絡をくださいね。

ツボ? 足ツボ? 手のツボ?

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月16日(木)

“ツボ”が手足に集中すると思われているのはなぜ?

「足の裏は第2の心臓」といわれます。どうしてでしょうか?
足裏には重要な“ツボ”が多く集まっていると思われている方が多いのです。足ツボマッサージ、ハンドマッサージなどでは手足のツボを使って全身の健康管理をすると言われます。

「ツボというのは、東洋医学で『経穴(けいけつ)』と呼ばれるものです。東洋医学には、体中に張り巡らされた経絡(けいらく)というものがあり、その経絡上にツボが定められているんです。これはWHO(世界保健機関)でも認められているんです。鍼灸治療がWHOで認められていると言うのはあまり知られていない事実なんです。そして、ツボが手のひらや足の裏に偏って存在しているかというと、そうではありません。つぼは頭部から胴体、手足まで、まんべんなく配置されているんです。」

もっと言えば、手のひら、足の裏にはツボは数個しかありません。ハンドマッサージ、足裏マッサージで言うところのツボは反射帯といわれるものです。例えば胃の反射帯に刺激を加えると何かしら胃が反応すると言う具合です。手のひらや足の裏は露出しやすく、マッサージなどで対応しやすい部位であるために専門のマッサージが浸透し、こうした誤解が生じたのではないかと思われます。

「ツボは、大昔の人々が経験によって定め、伝えてきたものとされています。近年では医学的な調査が進められているんです。その結果、鍼などで刺激を与えることで、実際に血流や新陳代謝が促されたり、血管を拡張して血圧を下げたりするつぼが多く確認されており、今後もいっそう解明は進んでいくでしょう。WHOでも鍼灸治療の効果を認める疾患をたくさん挙げているんです。そのツボの専門家と呼べるのが鍼灸師です。鍼灸師になるための国家試験では、つぼの知識も問われます」

ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦選手も、体質改善に鍼治療を活用したと報じられています。鍼灸治療を上手に生活に取り入れることで効果的に心をがメンテナンスできるんです。

いくつあてはまる? 生活スタイルチェック

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月13日(月)

いくつあてはまる? 生活スタイルチェック

□頭から仕事のことが離れない
□眠る直前まで、パソコンやスマホを使用している
□3食バランスよく食事ができていない
□お風呂につからず、シャワーで済ませることが多い
□のんびりと過ごす時間がほとんどない
□睡眠時間が短くなりがち
□日頃から活動的
上 記の項目にすべてあてはまる場合、疲労がたまっている可能性が.あるということです。バランスのとれた食事や、睡眠時間の確保が疲労を回復させるために必要です。気が つくと考えごとをしているような人も要注意なんです。考えている間は緊張状態が抜けません。いつの間にか心身疲労を起こしている可能性があります。生活スタイルや 習慣を見直すきっかけにしてくださいね。
鍼灸治療は気づかずたまっている疲れをしっかりとることができます。鍼灸治療をした日はいつも以上にゆっくり眠ることができると言う声を良く聞きます。定期的な鍼灸治療は健康のために必要なことなのかもしれません。

お待たせしました。 しんきゅう通信4月号です。

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月09日(木)

しんきゅう通信 4月

 

お待たせしました。しんきゅう通信4月号です。

いくつあてはまる? 隠れ疲労タイプチェック

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月06日(月)

いくつあてはまる? 隠れ疲労タイプチェック

□責任ある仕事を任されるとやる気がでる
□人から頼られると、自分のことよりもその人のことを優先させる
□大仕事を終えたあとは、自分へのご褒美で気分がスッキリする
□休日はショッピングやレジャーにあてている
□家でのんびり過ごすのは、もったいないと思う
□困難や大きな仕事を終えたあとの達成感が好き
上記の項目にすべてあてはまる場合、隠れ疲労を招きやすい性格かもしれ。ないということです。周囲より際立ったポジションで、多くの人から信頼されている状況は居心地がよく、取り組むべき仕事へのモチベーションが上がります。
しかし、それが落とし穴なんです! その気分のよさが疲労を隠してしまうということです。どんな場合でもある程度は定期的に心身を労わり、のんびりと過ごす時間が必要です。気づかない間にたまった疲労を回復させましょう!
鍼灸治療には”未病治”と言う言葉があります。
未だ病にならざる病気を治すことができます。予防医学でもあり本人が、気づかない病気のもとを根っこから治療していきます。

春の薬膳

カテゴリー:院長スケジュール2015年04月02日(木)

春の気は「風」です。風は身体を侵すことが多く健康であれば問題は無いですが

抵抗力が弱い、落ちると邪気となります。

それが「風邪(ふうじゃ)」なんです。ですから風邪引き(かぜひき)の”かぜ”は

風ではなく風邪なんです。

風邪(ふうじゃ)は上昇の気、外向きに発する気の性質を持っているので頭、鼻、のどなど

侵すので頭痛、鼻水、咳、発熱などの症状が出るんです。

発散作用のある食材で美味しく元気になっていきましょう。

薄荷(はっか)、ニラ、生姜、ネギ、

菜の花、アスパラガス、セリ、ワケギ、グリンピース、竹の子、

白魚、鯛、鰆、ハマグリなどが春に良い食材です。

 

全部、美味しそうです。

 

足がつっちゃう時…

カテゴリー:院長スケジュール2015年03月30日(月)

ネットの記事でこんなのがありました。

寝ているときや運動の後に足がつることがありますよね。いわゆるこむら返りと呼ばれる現象ですが、冷え性だとなりやすいと聞きます。確かに、冬のほうが足がつることが多い気も…。
「冷えて血行が悪くなり老廃物がたまることによって、足がつりやすくなります。なので、冷えとこむら返りに相関関係はありますが、原因はそれだけではありません。血行不良のほか、筋肉疲労、ミネラル不足などが原因で起こることもあります」
運動後に足がつることがあるのは、汗によってマグネシウムなどの体内のミネラル分が出てしまい、ミネラル不足になるためだとか。
ちなみに、性別や年齢によってこむら返りが起こる頻度に差はあるのでしょうか? どちらかというと、女性のほうが起こりやすそうな印象がありますが…。
「性別による差はありませんね。年配の方の場合、肝臓や腎臓などに疾患があって代謝がうまくいっていないときには足がつりやすくなります」
予防法としては、温かくして、血行を良くするために適度な運動をしたり、マッサージをしたりすること。水分のほか、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラル分をよく摂ることも大事だとか。
もっとも、こむら返り自体は病気というわけではないので、それほど気にすることは無いそうですが、頻繁に起こると不快なもの。足がつりやすくて困る場合は、こむら返りによく効くと言われている漢方薬・芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を内科などで処方してもらうのが良いそうです。

東洋医学ではふくらはぎの凝りは全身の凝りを表しているとも言われています。肩や腰が凝っていなくてもふくらはぎが硬い人は肩や腰が硬くなりやすく、逆に肩や腰が硬くてもふくらはぎが柔らかいと凝りも落ち着いてくるんです。
こむら返りがおきやすい時は精神的に疲れているとも言われています。寝ていてもついつい身体に力が入ってしまうんですね。
こむら返りの特効薬は芍薬甘草湯です。これは有名です。
そして鍼灸治療はかなり有効です。違う症状で治療に来られている患者さんが鍼灸治療を始めてからこむら返りが無くなったと言ってくださいます。こむら返りが起きる気配がするのを目安に治療に訪れる患者さんもいます。
こむら返りで困っている方がありましたら一度、試してくださいね。

順風堂 鍼灸講座1 東洋医学とは?

カテゴリー:院長スケジュール2015年03月26日(木)

東洋医学とは?

東洋医学とは?<東洋医学の思想>
東洋医学では、人は自然の中の一つであり、自然における全ての物と物とがお互いに関係し、影響しあっているように人の体も内部の仕組みも自然の中の一つと考えています。

西洋医学では体の部位、内臓など、それぞれ独立しているものとみなしますが、東洋医学では異なった機能を持ちながらも全体と して繋がっている一つの自然としてみなします。東洋医学は自然を背景としています。その根底の思想が、「陰陽論(いようろん)」であり、「五 行論」(ごぎょうろん) です。自然と一体となった医学ということです。
<狭義>
古代中国で発生した中国伝統医学を指す。
漢方、鍼灸、按摩、養生法(薬膳、薬草茶など)などを用いた医学体系のこと。

ちょっと難しいかもしれませんが教科書にはこのように書いてあります。人は単独で生きているのではなく、自然と一体となって生きているということです。ですから東洋医学では副作用が少ない、身体に優しいと言われるのかもしれません。

鍼灸治療の事なら名古屋栄にある順風堂にお任せ下さい。