院長ブログ

インフルエンザの潜伏期間や症状などの基礎知識

カテゴリー:院長スケジュール2017年01月26日(木)

年が明けて職場や学校などでもかなりインフルエンザが猛威を振るっているようですね。患者さんとお話ししながらこんな記事を見つけました。

【保存版】インフルエンザの潜伏期間や症状などの基礎知識

もはや冬の風物詩とも言えるインフルエンザですが、意外と潜伏期間については無頓着なのではないでしょうか。
罹ってしまうと辛い症状がたくさん現れるので、予防法なども併せて紹介したいと思います。

要チェック項目
□インフルエンザ潜伏期間は1日から5日
□予防には手洗い・うがいが大事
□インフルエンザの問題点

インフルエンザってそもそも何ですか?
インフルエンザの真実
インフルエンザを知らないという人はあまりいないと思いますが、実はインフルエンザって「風邪の一種」と言ったら驚きますか?
風邪は医学的に「かぜ症候群」と言われていて、上気道にウイルスによる感染症を起こすことで、喉の痛みや咳、鼻水、発熱などが見られる疾患のことを言います。
インフルエンザも上気道にウイルス感染による炎症が見られ、発熱するのが特徴なので、まさにかぜ症候群の条件にピッタリと当てはまっている訳です。
医師によっては「インフルエンザなんてただの風邪だから」という人もいて、自分の身内にはタミフルは飲ませないという人もいます。
国の見解
ただ、国立感染症研究所によると、インフルエンザは風邪と似た症状が見られるものの、症状が重篤化しやすいため、一般のかぜ症候群とは分けて考えるべきだという見解のようです。

インフルエンザの潜伏期間について教えて下さい。
インフルエンザの潜伏期間ってご存知ですか? だいたいのイメージはある方も多いと思いますが、正確に何日間と答えられる方は少ないのではないでしょうか。
感染を拡大しないためにも、基礎知識として知っておいてくださいね。
一般的にインフルエンザの潜伏期間は24時間から5日間であるとされています。医師によっては24時間から72時間と説明している方もいらっしゃいます。
また、実際にインフルエンザを発症してから5日間はウイルスの排出が続けられ、その間は感染を拡大してしまうリスクがあるため注意が必要です。
インフルエンザの症状にはどのようなものがあるの?

発熱
インフルエンザの最大の特徴は、通常の風邪とは違って高熱を発するということです。
それも、「なんとなくけだるいなあ」なんて思っている暇もなく、あっという間に38.5度を超えるような高熱が出る傾向があります。

関節痛
インフルエンザの何が辛いかというと、高熱にともなって関節痛が現れることではないでしょうか。
いわゆる「体の節々が痛い」というやつですね。普段よく使っている関節に特に強い痛みが出る傾向があるようです。

粘膜の炎症
インフルエンザも見方によっては風邪(がひどくなったもの)のようなものなので、上気道に炎症が起きることによって鼻やのどといった粘膜が腫れることにより、喉の痛みや咳、くしゃみや鼻水といった症状が現れます。
インフルエンザの治療法と予防法について教えて下さい。

治療法
インフルエンザの治療法は、一般的にタミフルを内服したり、リレンザを吸入することがよく知られています。
その他にも、イナビルを吸入したり、ラピアクタの点滴を行うことがあるということです。

薬で治るの?
インフルエンザになった時に薬を飲むのは、これ以上体内のインフルエンザウイルスを増殖させないためで、ウイルスを殺せるわけではありません。
なので、インフルエンザを治すというよりは、症状が出る期間を短くするということです。薬を飲まなくても、体が丈夫なら自然に治ります。なぜなら一種の風邪だからです。

予防法
インフルエンザの予防法として最も一般的なのは、予防接種ですよね。日本ほどインフルエンザの予防接種に熱心な国はそうありません。
インフルエンザが流行の兆しを見せると、外国からワクチンを輸入してまでせっせと予防接種が励行されます。それでインフルエンザにかかる患者さんが減っているのかはナゾですが。

手洗いうがいの励行
インフルエンザも上気道に起こる感染症なので、うがいと手洗いほど大事なことはありません。あとは、健康状態に気をつけることです。
周りにインフルエンザの人がたくさんいても、自分が健康でさえあればそうそう感染するものではありません。外出の際にはマスクをすることも忘れずに。
インフルエンザ治療の問題点について

予防接種の是非
日本ではインフルエンザ予防と称して、ワクチンがジャブジャブ使われていることは先述しました。ただ、それによってインフルエンザにかかる患者さんが減っているという有効なデータはありません。
また、予防接種をしておけば、インフルエンザに罹った場合の症状が軽くなるなんて言いますが、単なるエクスキューズでしかありません。

ウイルス耐性
日本では湯水のごとくインフルエンザワクチンが使われている結果、ワクチンへの耐性をもったインフルエンザウィルスが出現してきています。
つまり、ワクチンを用いることで、新たな脅威を生み出しているともいえる訳です。

インフルエンザの予防には生活習慣の見直しが大事
インフルエンザを予防するには手洗い・うがいももちろん大事ですが、体を健康に保っておくことも大事です。
そもそも病気とは生活習慣の結果なので、普段から睡眠、栄養をしっかり取っておくことが肝心ということですね。

当院に鍼灸治療をされに来ている患者さんに中で定期的に鍼灸治療を行っている患者さんは予防接種をしなくてもインフルエンザにかかりにくくなったという方が多いです。だからといってワクチンの接種や病院への受診をしなくてよいとは言ってません。インフルエンザや風邪の予防にも鍼灸治療を合わせて使ってくださいね。

「寝るときに靴下」はNG! 「寝像が悪い」「いびきがうるさい」人が睡眠の質を上げるには

カテゴリー:院長スケジュール2017年01月19日(木)

先日の大雪はすごかったですよね。気温はそんなに下がっていないのに体感はすごく寒く感じました。足が冷たくてなられないという患者さんと話しながらこんな記事を見つけました。

 

「寝るときに靴下」はNG! 「寝像が悪い」「いびきがうるさい」人が睡眠の質を上げるには

朝起きたときに、なんだか疲れが残っていて、寝たりなさを感じたりしていませんか? そんなときは、睡眠が十分満足に取れていない証拠です。でも、その原因、なかなか自分では分からないものですよね。

「寝るときに靴下」はNG?

1つの指標になるのが、寝相の悪さやいびき。睡眠外来の専門医によれば、これらは睡眠の質が下がっているサインだといいます。そこで今回は、東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長に、寝相やいびきが睡眠の質にどのような影響をもたらすのかを教えてもらいました。

●寝相が悪い人は睡眠の質が低い

寝相が悪い人は、睡眠の質が低いといいます。どうしてなのでしょうか?

「寝相が悪いということは、体動が激しいということです。一方、睡眠の質が良いということは、深く眠れているということ。人は深い睡眠のとき、1時間に1回くらいしか身体を動かしません。寝相が悪い人は長く眠る傾向がありますが、それは睡眠の質が悪いため、時間をかけないと疲労回復ができないからです」

●睡眠の質が下がる原因「いびき」

ではなぜ睡眠の質が下がるのでしょうか?睡眠の質が下がる原因として多いのは「いびき」であるようです。

「寝相が悪い場合、まずはいびきを疑ってみましょう。いびきをかく人は、大抵睡眠の質が悪いです。その場合、寝姿勢に気を付けてください。あおむけ寝は絶対に避けましょう。うつぶせ寝は苦しいので、横向き寝が理想です。約8割の方が、あおむけ寝より、横向き寝のほうがいびきをかかなくなるといわれています。ほかには、横向き寝しやすい抱き枕を活用する方法もあります」

●睡眠の質を上げればいびきも寝相も改善!

さらに、いびき以外にも睡眠の質を下げている要因があるといいます。

「もし、それほどいびきをかかないのに、翌朝目覚めたときに疲れが残っているという人は、睡眠の環境が良くない可能性があります。暑すぎても寒すぎても睡眠の質を下げますので、部屋の温度をしっかりしてください。冬は18~22度くらい、夏は25~28くらいが理想といわれています。

加えて、夜寝る直前に、スマホやPCなどの光、お風呂、運動、食事、お酒、たばこなども睡眠の質を下げるので注意しましょう。また、とくに女性の方で多いのが、靴下を履いて寝ることです。足を温めると睡眠の質を下げるので、必ず素足で寝ましょう」

●寝ている最中に身体が動くのは病気の疑いも

もし寝ている最中に、足や腕がぴくぴく動くなどの通常とは異なる動きがある場合、ただ寝相の問題ではなく、病気である可能性もあるそうです。

「中高年の60歳以降に増えてくる病気で、寝ている最中に足やひじがぴくぴく動いたりする周期性四肢運動障害という病気があります。65歳以上で3人に1人がかかっているといわれているため、年齢的に該当する方は、こちらも疑ってください。また、若年者でもかかることがある、むずむず脚症候群などもあります。ただ寝相が悪いというのとは異なる動きが起きている場合は、専門医を受診しましょう」

寝相の悪さやいびきを指摘されたことがある人は、睡眠の質が下がっている可能性が高いです。朝、起きたときに疲れが取れていなければ、何らかの原因を疑い、いびき改善のための横向き寝、質の高い睡眠を妨げる寝る前のNG行動を避けるなどして、睡眠の質を上げて疲れを取るための対策を取りましょう。

 

鍼灸治療をするとよく眠ることができると患者さんから聞きます。睡眠の質を向上させる一つの手段として鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?

しんきゅう通信1月号

カテゴリー:院長スケジュール2017年01月12日(木)

しんきゅう通信2017.1

 

しんきゅう通信1月号です。2017年になっても頑張っていきます。

あけまして おめでとうございます!!

カテゴリー:院長スケジュール2017年01月04日(水)

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

順風堂栄治療院 柴田貴生

今年一年 大変お世話になりました。

カテゴリー:院長スケジュール2016年12月29日(木)

今年も残すところ数日です。

本年の診療は今日で終わります。今年一年 大変お世話になりました。

来年は1月4日からの診療となります。ありがとうございます。

良いお年を

順風堂栄治療院 柴田貴生

健康診断の血液検査の項目と結果の正しい見方

カテゴリー:院長スケジュール2016年12月22日(木)

健康診断の結果をもって当院に来られる患者さんもいます。

なんだかよくわからないですよね。患者さんと一緒に調べてこんな記事を見つけました。

 

血液検査の必要性、検査でわかることとは?

血液検査とは、血液中のさまざまな数値を調べることで、そこから考えられる病気や、数値の裏に隠れている疾患などを見つけるための検査です。体の中を巡っている血液を確認して分析することで、健康状態を知り、何らかの異常が起きた時に、それを発見することも可能です。

血液検査で調べられる数値からわかるのは、貧血や肝臓・腎臓の異常、高脂血症、糖尿病など。血液検査からわかることはとても多く、健康を知るためには有効な検査と言えます。

血液検査の数値の見方を知りましょう

肝臓系検査

●総タンパク:血液中に含まれるタンパクの量

数値が低い場合…栄養障害/がんなどの疑い

数値が高い場合…多発性骨髄腫/慢性炎症などの疑い

●アルブミン:血液タンパクのうちで最も多く含まれるもの

数値が高い場合…肝臓障害/栄養不足/ネフローゼ症候群などの疑い

●AST(GOT):心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酵素

数値が高い場合…肝臓障害、骨格筋疾患、血液疾患などの疑い

●ALT(GPT):肝臓に多く存在する酵素

数値が高い場合…急性肝炎/慢性肝炎/肝臓がん/アルコール性肝炎などの疑い

●γ-GTP:肝臓や胆道に異常があると、γ-GTP値が上昇

数値が高い場合…アルコール性肝障害/慢性肝炎/薬剤性肝障害などの疑い

腎臓系検査

●クレアチニン(Cr):アミノ酸の一種「クレアチン」が代謝された後の老廃物

数値が高い場合…腎臓の機能が低下気味

尿酸(UA)

●尿酸:たんぱく質の一種「プリン体」が代謝された後の残りかす

数値が高い場合…高尿酸血症の疑い。また、高い状態が続くと結晶として関節に蓄積し、突然関節痛・痛風発作を起こす場合も。尿路結石が作られやすくなる

脂質系検査

●総コレステロール(TC):血液中の脂質

数値が高い場合…動脈硬化/脂質代謝異常/甲状腺機能低下症などの疑い

数値が低い場合…栄養吸収障害/低βリポたんぱく血症などの疑い

●HDLコレステロール:善玉コレステロール

数値が低い場合…脂質代謝異常/動脈硬化の疑い

●LDLコレステロール:悪玉コレステロール

数値が高い場合…血管壁に蓄積し、動脈硬化を進行。心筋梗塞/脳梗塞の危険

●中性脂肪(TG)(トリグリセリド):体内の中でもっとも多い脂肪

数値が高い場合…動脈硬化の進行の疑い

数値が低い場合…低βリポたんぱく血症/低栄養などの疑い

糖代謝系検査

●血糖値(FPG):血液中のブドウ糖

数値が高い場合…糖尿病/膵臓癌/ホルモン異常などの疑い

血球系検査

●赤血球:酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る

数値が高ぎる場合…多血症の疑い

数値が低すぎる場合…貧血の疑い

●白血球(WBC):細菌などから体を守る働きがある

数値が高すぎる場合…細菌感染症などの疑い(発生している部位は不明)

数値が低すぎる場合…ウィルス感染症/薬物アレルギーなどの疑い

●血小板数(PLT)…出血時に粘着し、血を止める働きがある

数値が高い場合…血小板血症/鉄欠乏性貧血などの疑い

数値が低い場合…再生不良性貧血などによって、骨髄での血小板数の生産が低下しているなど

 

う~ん やっぱりわかりにくいですよね。話しやすい、聞きやすいお医者さんを見つけるのが良いですね。

早く治したい!風邪を引いたときの正しい食事法

カテゴリー:院長スケジュール2016年12月15日(木)

すっかり冬らしくなりました。インフルエンザもものすごい勢いで流行っているみたいです。

インフルエンザじゃなくても風邪は引きたくないですよね。でも引いちゃったらただ寝てるだけでしょうか?

そんな会話をしているときに患者さんと見つけた記事です。

 

早く治したい!管理栄養士が教える、風邪を引いたときの正しい食事法

急に冷え込む日も増えてきて、風邪のシーズン、到来です。

朝起きたら「なんだかノドが痛い……?」「あれ、鼻水が」などの症状が出ていた、という人も少なくないのではないでしょうか。
これから忘年会や仕事の年末進行など、一年の中でもっとも忙しい12月がやってきます。風邪を引いてしまったらできるだけ早く治したいですよね。
というわけで、管理栄養士さんに「風邪のときの食事のポイント」をうかがいました。

◆風邪のときの食事で気を付けること
【どのような症状でも、共通】

避けたほうがいいもの:風邪のときは胃腸の機能が低下しているので、脂身の多いお肉やお魚、食物繊維を多く含む食材は避けたほうがベター。

食べたほうがいいもの:免疫力を高めてくれる「タンパク質」や「ビタミンC」、のどや鼻の粘膜を保護してくれる「ビタミンA」を積極的にとりましょう。ビタミンAはにんじんやかぼちゃ、ほうれん草などに、ビタミンCはピーマン類やレモン・柿・キウイ・いちごなどのフルーツに多く含まれています。「タンパク質」は、一般的に、肉・魚・大豆製品、卵に多く含まれます。風邪のときは、お肉なら鶏のささみや胸肉、魚であれば白身魚などあっさりした種類を選びましょう。
免疫力を高めてくれるビタミンCやリコピン、体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンを豊富に含んでいるトマトなどもかなりおすすめ。
腸のはたらきを回復してくれるヨーグルトもおすすめ食品。食欲がないときにもうってつけです。

【症状別のプラスワン】

せきやノドの痛みがある:辛いもの、熱いもの、酸味の強いものなど、刺激物は避けましょう。
発熱や下痢がある:水分補給をしっかり行いましょう。水分やミネラル不足に陥りやすいので、OS-1などの経口補水液を飲みましょう。
吐き気がある:つらければ無理に食べなくてOK。こちらも水分補給は忘れずに。

◆食欲がないときは、どうすれば?

大前提として、無理に食べる必要はありません。
栄養をとるなら、胃腸の機能が低下しているので、のど越しと消化がいいおかゆやうどん、ゼリー、アイスクリーム、スポーツドリンクなどでエネルギー補給をしましょう。
可能であれば、タンパク質も一緒に食べられるとよりよいので、卵や豆腐を入れたおかゆや雑炊、うどん、スープなどもよいですね。

◆一人暮らしで、ごはんを作る気力がないとき、どうすればいい……?

帰り道のコンビニやスーパー、ドラッグストアで買うなら、レトルトおかゆや冷凍うどん、レンジでできる茶わん蒸し、ヨーグルト、乳酸菌飲料、ゼリー、アイスクリーム、スポーツドリンク、OS-1などの経口補水液をおすすめします。
また、中でもレトルトおかゆや冷凍うどんは賞味期限も長く常備できるので、常に買い置きしておくと「買い物に行く気力さえない……」というときにとても便利です。

風邪のときは「しっかり栄養のあるものを食べて、ぐっすり寝る」が大前提だと思い込み、食欲もないのに無理やり食べてさらに吐きそうになる……というつら~い経験をしたことがある、という方も多いのではないでしょうか。
大前提を「食欲がないなら食べなくてもいい」に置き換えると気持ちも体もラクになるはず。食べられるようになったらタンパク質をしっかりとって体力をつけ、しっかり治していきましょう!

 

東洋医学的な考えでは絶食も有りみたいです。もちろん水分はしっかり摂取するという条件はありますが…。

食べられるならおいしいもの食べて寝ていたいですよね。鍼灸治療は風邪予防にも効果的です。

乾燥肌におすすめ!ワセリンの保湿効果とは

カテゴリー:院長スケジュール2016年12月08日(木)

寒くなってきて空気が乾燥してきました。お肌がカサカサしてくるのも気になります。そんな会話をしていた時に見つけた記事です。

ワセリンは、乾燥肌によいとされますが、具体的には、どのような効果があるのでしょうか。今回は、ワセリンの保湿効果についてお話していきます。

乾燥肌に最適?ワセリンの保湿効果!

ワセリンの保湿効果で一番にあげられるのは、その高い保護力です。ワセリンは、原料である鉱物油(ミネラルオイル)を高純度に精製してつくられたものです。薬効成分が含まれていないので、副作用などはなく、全身のどこにでも安心して使用できるという魅力があります。

ワセリンの1番のポイントは、肌内部に浸透せず、肌の表面に留まるということにあります。これは簡単にいうと、肌内部の水分を閉じ込めるフタの役割をしてくれるということです。ワセリンを塗ることで、肌に薄い油性の保護膜をつくることができます。

乾燥肌は、肌の「バリア機能」が低下することで起こります。バリア機能とは、外気に漂うゴミやホコリ、化学物質が体内に侵入するのを防いだり、肌内部の水分が蒸発するのを防いだりする力のことです。

ワセリンの保湿効果は肌の表面のみ

ワセリンが肌の保湿に効果を発揮するのは、あくまでも肌表面のみで、肌内部には浸透しません。このため、ワセリンは、肌表面が乾燥したカサカサ肌に効果を発揮します。

しかし、肌の内部が乾燥している場合は、まず肌内部の乾燥対策を行い、その上でワセリンによる保護(フタ)が必要です。きちんと保湿をしたうえで、ワセリンによってフタをすれば、ワセリンの保湿効果が最大限に発揮されます。

また、ワセリンは、たとえ舐めても身体に害を及ぼすことがないため、唇の保湿にも使用できます。とくに冬場、唇の乾燥する時期には、ワセリンパックがおすすめです。ワセリンパックは、お風呂あがりなど、唇の皮膚が柔らかくなっているときに行うのが効果的です。やり方は簡単。

唇に厚くワセリンを塗ります。その上からラップを小さく切ったものを被せ、10分ほど放置します。それだけで、プルプルの唇を手に入れることができますので、おすすめです。

 

鍼灸治療をした夜にはワセリンを使って保湿してみるのもお肌ツルツルになりますよ。

しんきゅう通信 12月号

カテゴリー:院長スケジュール2016年12月01日(木)

しんきゅう通信 12月

しんきゅう通信12月号です。

もう今年も最後の月です。はやいな~。

朝食抜きにコーヒーも!「口臭を招く」意外な原因と対処法まとめ

カテゴリー:院長スケジュール2016年11月24日(木)

胃腸系が傷んでくると臭いに敏感になりますよ。って患者さんとの会話から体臭、口臭の話になり、

そんな時にこんな記事を見つけました。

 

朝食時にコーヒー、仕事中もいつも片手にコーヒー……、なんて方も多いのではないでしょうか? しかし、リラックスに欠かせないこのコーヒーが、口臭の原因にもなることは、あまり知られていないかもしれません。

コーヒーだけではなく、日常生活の中には口臭を招く原因になるものが多々あります。

今回は、口臭を招く原因と対処法について紹介していきます。

■ニンニクだけじゃない!食べ物による口臭と対処法

そもそも口臭が発生するのは、舌に何かが付着したままの状態や、唾液の分泌量が少ない状態、口内が酸性に傾いた状態になっていることが原因として考えられます。そんな口臭を引き起こす食材を3つご紹介しましょう。

(1)コーヒーで口臭
コーヒーには、コーヒー豆の微粒子がたくさん含まれており、これが舌に付着しやすいのです。ここで注意したいのが、コーヒーにミルクや砂糖を入れるとさらに微粒子が付着しやすくなるという点。微粒子が舌に付着したまま時間が経つと口臭の原因になってしまいます。コーヒーを飲み、口臭が気になったときは、水分を多めに摂るのがおすすめです。水分を摂ることで口内が潤され、舌に付着した微粒子を取り除いてくれます。

(2)スイーツで口臭
コーヒーを飲むとつい一緒に食べたくなってしまうのが、甘いスイーツ……。実は、糖分は口内を酸性にしてしまう働きがあります。特に生クリームやバターなどを使った高カロリーのスイーツは脂分が多いため、口に残りやすく口臭の原因となってしまいます。コーヒーを飲むときにはスイーツを控えたほうがよいのですが、どうしても甘い物が食べたくなったときは、コーヒーとスイーツの組み合わせよりも、和菓子と緑茶の組み合わせにすると口臭を予防できます。

(3)アルコールで口臭
俗に言う「お酒臭い」とは別の意味で、アルコールが口臭の原因となってしまうことがあります。唾液の分泌量を低下させてしまうことはもちろん、アルコールは分解されると、アセトアルデヒドという物質になり、体の中を巡って最後は肺へ到達し“呼気”として排出されます。この“呼気”が口臭の原因となってしまうのです。

■ドライマウスが口臭の原因になる理由
日本人の約800万人が悩まされているという“ドライマウス”をご存じですか? 口の中が乾燥してしまう症状のことで、ドライマウスを放置すると口臭や虫歯などに繋がるというケースもあります。

ドライマウスの原因は、緊張やストレス、睡眠不足などが主で、ほかにも加齢や口呼吸、筋力の低下なども原因として考えられます。これらが引き金となって唾液腺の働きが悪化し、唾液の分泌が少なくなることでドライマウスになってしまいます。ドライマウスを放置してしまうと口臭がひどくなったり、歯周病や虫歯のリスクが高くなったりすることはもちろん、口の中が切れやすくなったり、何かを食べただけで痛みが走ってしまったりするなど、様々な症状を引き起こすこともあります。

■ドライマウスによる口臭の予防法

(1)水分補給をこまめにすること
口臭に繋がる唾液の分泌を妨げる主原因は水分不足です。水分不足にならないよう、水分はこまめに補給しましょう。お茶やコーヒー、紅茶は利尿作用があり、水分が排出されやすくなるので、水がおすすめです。
(2)舌まわし体操
口が乾燥していると感じたときは、口内で舌をぐるぐる回してみましょう。これだけでも十分に唾液が分泌され、ドライマウスによる口臭を予防することができます。
(3)唾液腺マッサージ
唾液の分泌を活性化させる”唾液腺“をマッサージすると、ドライマウスの予防になります。耳下腺(じかせん)や顎下腺(がっかせん)を刺激しましょう。

・耳下腺

耳たぶの下、鎖骨の内側のかみ合わせ部分にある唾液腺です。親指以外の4本の指を立てて、“痛気持ちいい”と感じるくらいの力でぐりぐりと10回ほどマッサージしましょう。

・顎下腺

下あごの骨の内側にある唾液腺です。親指の腹を使い、押し上げるようなイメージで刺激しましょう。

■歯周病による口臭と対処法
25歳以上の8割以上が悩まされているという“歯周病”も、口臭に深く関係しています。歯周病の方は、以下の対処法を実践してみてください。

(1)タバコを控える
歯周病の多くの方は、喫煙者だと言われています。タバコに含まれているニコチンが原因で、歯肉に酸素や栄養が行き届かなくなり、歯周病菌が繁殖しやすい口内になってしまいます。そうならないためにも、なるべくタバコは控えた方がいいでしょう。
(2)歯に意識を向ける
たとえ、歯に自信があるという方や、虫歯になったことがないという方でも、いつのまにか歯周病にかかってしまっているケースも少なくありません。特に、歯周病は虫歯よりも痛みが少ないので気づきにくく、厄介。歯に自信があるという方は歯医者に行く機会が少ないかもしれませんが、定期的に歯医者で歯科検診しましょう。

■まだある!口臭がキツくなる原因3つ
上記の内容に当てはまらなかったという人でも、安心するのはまだ早いです。
実は、上記以外にも口臭がキツくなる原因はいくつかあります。

(1)朝食抜き
“朝食は食べない”という方が多いようですが、実は、朝食を抜くことで口臭をキツくしてしまうことがあります。睡眠中は唾液があまり分泌されないため、細菌が増殖して、寝起きは特に口臭がキツくなってしまいます。食事をすることで唾液が分泌されるので、寝起きの口臭は朝食を摂ることによって免れています。つまり、口臭を予防するためには朝食は必須。特にフルーツがおすすめです。

(2)ホルモンの乱れ
特に女性は、ホルモンの乱れが口臭に繋がるケースがあります。歯周病にはホルモンとの関係がとても深く、生理前や妊娠中も歯周病になりやすいため、口臭がキツくなる傾向があるとされます。歯周病の予防には、歯間ブラシやデンタルフロスなどを進んで使い、ケアするとよいです。

(3)夏バテ

夏バテをすると自律神経の働きが悪くなり、唾液の分泌が低下してしまいます。また、夏だからといって冷房が効いた部屋にいつもいると、自律神経が上手に働かなくなり、口臭に繋がります。運動やストレッチをして、自律神経を調整しましょう。

口臭を招く原因は様々。「最近口臭が気になる……」という方は、自分の口臭の原因を突き止め、日ごろの生活から予防をしておくことが大切です。今回紹介した対処法を実践して、口臭とは無縁の生活を送りましょう!

鍼灸治療で体調を整えると口臭や体臭が落ち着いてくることが良くあります。痛みに限らず、臭いなども身体の変調のお知らせなんです。鍼灸治療で体調を整えていきましょう。

鍼灸治療の事なら名古屋栄にある順風堂にお任せ下さい。